水曜日, 6月 24, 2015

嫌われる勇気



知らない本だったけど勧められて
嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え
読んでみた。
今見たけどすんごいベストセラーでレビューもすごいいい。
でもほんとか?
少なくとも私にはあまり刺さらなかった。。
いろんな本に書いてあるようなことを、やさしいをムズカシく言ってるだけのような...

たぶん私自身が完全にではないけど一般的にはもともとややアドラー的な考え方だからかも

"人生が困難なのではない。あなたが人生を困難にしているのだ。人生はきわめてシンプルである。"
とか
"人の喜びは社会への貢献感"
的なのとか、あたりまえでないかな。。とか。

あと何言ってんだろうと理解できないのもいくつか。
「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」
ほんとに??
私の大事な友人は若くから深刻な病気となり、手術を行ったものの常に再発のリスクを抱えている。
何をしてても「死」が頭の片隅にあるし、毎朝起きてまず考えるのは病気のこと。
この悩みって人間関係なの??
当然そういう例が出てくるのだろうとすべて読んだけど出てこない。
うーん、レビューいいけど私にはいたって薄い内容、時間の無駄だった。

追記:
同じく読んだ家族に
「読んで時間の無駄だった、つまんない、なんでこんな評価が高いのかわからん」
と伝えたところ、家族からは
「そりゃあんたはもともとこの考えに近いからだ。他者との比較や競争意識が少ないし。自分と比較して常に向上したいというタイプだからその点では幸せだね」
と。
そんな私なので「問題はすべて人間関係」と言われても「はぁ?」だったのかな。

水曜日, 6月 17, 2015

人生がときめく片づけの魔法



昔、
お部屋も心もすっきりする 持たない暮らし
を読んだので
似たような内容でしょww
二番煎じ乙www
読む必要なしwww
と思っていたけど、機会があったので人生がときめく片づけの魔法を読んでみた

結果、いい本で、考え方を知っていたとしても数年に一度こういう本を読むのはだいじだと思った

以下メモ抜粋
・いるかいらないか?ではなく、手にとってときめくかどうかで判断
・要らないものを選ぶのではなく、残すものを選ぶ
・「場所別」はダメ、「モノ別」に片付ける
今日は服、今日は本、と決めたら家中の服をor本を一カ所に集めて片付ける
・一気に、短期に、完璧に、まずは「捨てる」を終わらせる
「捨てる」作業が終わるまでは、収納について考えてはいけない
・「思い出品」から手をつけると必ず失敗
モノには物体としての価値のほかに、機能/情報/感情の3つの価値がありここに希少性の要素が加わる
洋服は希少性が一般的に低いため捨てる難易度が低く一番はじめに手をつけるに最適
衣類->本類->書類->小物類->思い出品 の順番がベスト
・「捨てるのはもったいないから部屋着にします」は禁句
誰に見られるわけでもない、だからこそ、最高に自分がときめく部屋着に着替えて、自分のセルフイメージが高まるようにするべき
ジャージをはいていると、自然とジャージが似合う女になっていく
・「たたむ収納術」で収納スペースの問題は解決できる
医療の「手当て」と一緒。持ち主の手によって触って整えられることでエネルギーが注がれる
きちんとたたまれた服はシワがピンと伸び、生地がしっかりいきいきしてくる
自分を支えてくれている洋服をいたわり、愛情を示す行為
・ピタリと決まる、一番正しいたたみ方
「立てる」は、収納の一番の基本
よくわかんなかったのでイラストとかあるとよかったかも、ネットで調べる
・靴下もストッキングも結んではいけない
よくわかんなかったのでイラストとかあるとよかったかも、ネットで調べる
・部屋の一角を占領する大物は全部「押し入れ」に入れる
布団をしまうなら上段に、湿気やホコリがたまるのを防ぐため
下段には扇風機やヒーターなどの季節もの家電
・「浴室」と「キッチンのシンク」には何も置かない
ワイヤーラックであってもカビや水アカが出てきて掃除がめんどうだから
やってみるとこっちのほうが楽
キッチンではスポンジもまな板もざるも水気を切ってなんでもベランダに干す
水切りカゴもいらないし、キッチンはいつでもすっきり
日光で消毒もされて乾きも早い
・本棚の一番上を「マイ神棚」にする
お守りは買うものではなく授かるもの
効能は授かって1年間が有効期限なので期限切れのものはなるべく早く神社に返す
授かった神社でなくてよいがお寺と神社は混同しない
持っておきたいものは家の一角に「マイ神棚」をつくる
「お部屋を神社のような空間に」自分が住む家を清らかな空気の漂うパワースポットにすること
・大切にすればするほど、モノは「あなたの味方」になる
・人生をドラマチックに変える「片づけの魔法」
「一気に短期に完璧に片付けをやり終えた人」の人生は、間違いなくドラマチックに変化する
・それは「過去に対する執着」か、「未来に対する不安」か?
捨てられない原因は「過去に対する執着」か「未来に対する不安」の2つだけ
何を持つのか、はまさにどう生きるのかと同じこと
・「モノがなくてもなんとかなる」と思えるようになる
「探す必要がない」ことによるストレス軽減効果は計り知れない
書類置き場が一カ所なら持っているか持っていないかすぐにわかる
ないなら割り切って、「ではこれからどう行動したらよいか」と頭が切り替わる
それどころか調べ直したら新しい情報を発見したり、知り合いに連絡したら関係が深まったり、新しい縁を紹介してくれたり
「モノがなくてもどうにかなるんだな」という感覚、生きることがグッと楽になる
片づけとは、人とモノとおうちのバランスをとること
・あなたの持ちモノはあなたの役に立ちたいと思っている
手放したモノとまったく同じ分だけ縁が戻ってくる
・お部屋と体はつながっている
服を捨てるとお腹がスッキリして
本や書類を捨てると頭が軽くなって
化粧品などコスメ関係を減らして洗面所など水回りがスッキリするとお肌がツルンとなる
・ときめくモノに囲まれた生活を送ると幸せになれる
・本当の人生は「片づけたあと」にはじまる
部屋の片づけなんてさっさと終わらせた方がいい、人生の目的ではないから
「本当にときめくこと」に大いに時間と情熱を注ぐ

私は数年前に引っ越した時に自分で普通の乗用車一回で運べるほどモノが少なく
他の人にも
「これ、、人住んでるんですよね...」
と言われたぐらい。
こんな私でも数年経てば、人から押し付けられて(苦笑)、捨てにくい服とかが溜まっている。
また身辺整理して、仕事とか本当にやりたいことに集中しよう!
という気持ちにさせてくれるいい本

一読してからこの動画とか見るとわかりやすい
http://sclo-b.hatenablog.com/entry/2015/03/12/190000

今この本の内容よりも知りたいのは
なぜこの著者がここまで自己ブランディングできたか
ということ
何が決定的だったんだろう
ブログ?
かわいらしい小動物っぽい、いい意味で小物っぽいキャラクター?

人生がときめく片づけの魔法は読んだことのないかたには間違いなくいい本だけど、
お部屋も心もすっきりする 持たない暮らしの方のほうが全然前に出版されていたしイラストもかわいいし内容も簡単でわかりやすかった。
でもメディアに頻繁に出てきて稼ぎも良さそうなのはこんまりさんのほう

やはり自己プロデュース力やマーケティング力というのは大事だね

追記:
このシリーズが国内累計で220万部売れているらしい
印税だけでも、どひぇー
上述したように、いい本ではあるけど、ここまでの評価になるのは信じられないぐらいすごい
さらにこの市場でこんまりさんが頭ひとつもふたつも抜け出ているのは参考にしないと