月曜日, 12月 07, 2015

Bootstrapファーストガイド―CSS設計の手間を大幅に削減!


Bootstrapファーストガイド―CSS設計の手間を大幅に削減!
Bootstrapファーストガイド―CSS設計の手間を大幅に削減!

bootstrapについての本はあまり数がないので手に取る
おおよそは
公式
http://getbootstrap.com/
をさぐっていくとわかるので、ああこういうことができるんだな程度に見ると良いかも

最終章のカスタマイズについては参考になった
次サービス作る時には参考にする

*カスタマイズ
・公式
http://getbootstrap.com/customize/

・Bootstrap Live Customizer
http://bootstrap-live-customizer.com/

・Lavish
http://www.lavishbootstrap.com/


*テンプレート
・Bootswatch
https://bootswatch.com/

・Start Bootstrap
http://startbootstrap.com/

月曜日, 11月 30, 2015

チーム開発実践入門 ~共同作業を円滑に行うツール・メソッド


チーム開発実践入門 ~共同作業を円滑に行うツール・メソッド (WEB+DB PRESS plus)
チーム開発実践入門 ~共同作業を円滑に行うツール・メソッド


これも評価が高かったので手にとって読んでみる。
今困っているわけではないけど、よりベターな方法があるかなと。

目次
第1章:チーム開発とは
第2章:チーム開発で起きる問題
第3章:バージョン管理
第4章:チケット管理
第5章:CI(継続的インテグレーション)
第6章:デプロイの自動化(継続的デリバリー)
第7章:リグレッションテスト

読んでみた感想としては、目次からもわかるけどちょっと盛り込み過ぎかな。
何も知らない人が方向性を知るのにはいいかもしれない。

金曜日, 11月 27, 2015

はじめての事業計画のつくり方


はじめての事業計画のつくり方 (21世紀スキル)
はじめての事業計画のつくり方 (21世紀スキル)

評価が高かったので手にとって読んでみる。
プレゼンが多い人にはオススメかな。
あとは事業の素因数分解の仕方など。

水曜日, 11月 25, 2015

昭和史 戦後篇 1945-1989


昭和史 戦後篇 1945-1989
昭和史 戦後篇 1945-1989


前編の昭和史 1926-1945
に続いて後編も読了。

前編が1926-1945なのにたいし
後編は1945-1989と書いてあるけどおおよそ1960sあたりまでしか書かれていない。
そのわりには前編のほうが勉強になった、おもしろかった、とおもったのはおそらく
結末を知っている物語であっても前者のほうがハラハラとさせるからだろう。
後編はいい意味で経済が中心なので特定の何か誰かで変わるのではなく、人々の毎日で少しずつ変わっていくので。

なかでも心に残った箇所をいくつか

最後の陸軍大臣下村定 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8B%E6%9D%91%E5%AE%9A のスピーチ
私は陸軍の最後にあたりまして、議会を通じてこの点につき、全国民諸君に衷心からお詫びを申し上げます。陸軍は解体を致します。 過去の罪責に対しまして私共は今後、事実をもってお詫び申し上げること、事実をもって罪をつぐなうことは出来ませぬ。まことに残念でありますが、どうか従来からの国民各位のご同情に訴えまして、この陸軍の過去における罪悪のために、ただいま齋藤君の御質問にもありましたように、純忠なる軍人の功績を抹消し去らないこと、ことに幾多戦没の英霊にたいして、深きご同情を賜らんことをこの際切にお願いいたします。

悪いところを認めた陸軍はそれらの発言のために現代ではすっかり悪玉論が定着し
ノーコメントの多かった海軍は陸軍に引っ張られたという論もあるので残念。
陸軍、海軍、どちらも先入観なく歴史は客観的にみないと、と思っているので。


あとは天皇周り
私個人としては平均的な日本人程度に天皇は好き

昭和天皇というと、多くのことを経験したおじいちゃん、というイメージがあったけど、この書を読むと若い頃からやはり常人ではなかった。

GHQが来た際に、マッカーサーのもとにすぐに会いにいき
私は、国民が戦争遂行にあたって政治、軍事両面で行ったすべての決定と行動に対する全責任を負う者として、私自身をあなたの代表する諸国の決裁にゆだねるためにおたずねした。

あなたが私をどのようにしようともかまわない。私はそれを受け入れる。私を絞首刑にしてもかまわない。しかし、私は戦争を望んだことはなかった。なぜならば、私は戦争に勝てるとは思わなかったからだ。私は軍部に不信感をもっていた。そして私は戦争にならないように出来る限りのことをした。

天皇は握手が終ると、開戦通告の前に真珠湾を攻撃したのは、まったく自分の意図ではなく、東条のトリックにかけられたからである。しかし、それがゆえに責任を回避しようとするつもりはない。天皇は、日本国民の指導者として、臣民のとったあらゆる行動に責任を持つつもりだと述べた
#天皇は東条とこの時は思っているが実際は外務省のミスと思われる。

敗戦に至った戦争の、いろいろの責任が追及されているが、責任はすべて私にある。文武百官は、私の任命する所だから、彼等には責任はない。
私の一身は、どうなろうと構わない。私はあなたにお委せする。この上は、どうか国民が生活に困らぬよう、連合国の援助をお願いしたい」
と、その足しにして欲しいと、皇室がもつ有価証券などの財産類を持参していた。

私は、日本の戦争遂行に伴ういかなることにも、また事件にも全責任をとります。また私は日本の名においてなされたすべての軍事指揮官、軍人および政治家の行為に対しても直接に責任を負います。自分自身の運命について貴下の判断が如何様のものであろうとも、それは自分には問題ではない。構わずに総ての事を進めていただきたい。私は全責任を負います」
そしてマッカーサーは、このご発言に関する感想をこう述べたという。
「私は、これを聞いて、興奮の余り、陛下にキスしようとした位です。もし国の罪をあがのうことが出来れば進んで絞首台に上がることを申し出るという、この日本の元首に対する占領軍の司令官としての私の尊敬の念は、その後ますます高まるばかりでした

それまで天皇というものを知らなかった海外の世論は
「一人間を神のように扱うなんて気味の悪い独裁以外のなにものでもない、
天皇は処刑、国外追放、終身刑、あやつり人形のどれか。
とりあえず裁判にはかけるべし」
という声がほぼすべてだった。
マッカーサーもたぶん似たような考えだったのではないか。
が、天皇が訪ねてきた時には迎えもしなかったマッカーサーが、話すうちにこの人は違う、と最後は送り届け、のち「この人を裁判にかけるなどとんでもない」と本国アメリカにも送る。
20歳以上も年下の昭和天皇に対して
「この人はホンモノの王者だ」
と感じたのだと思う、最後にはマッカーサーは「何事であれ、私にご用命願います」とまで申し出るようになる。

この天皇とマッカーサーの対談は10回にも及んだが、口外しないという約束を天皇はもちろん生涯守ったがマッカーサーはことあるごとにしゃべった、おかげである程度会談の内容が類推できる。

飲み物のエピソードも興味深い。
天皇は会談中に出されたコーヒーに一切口をつけなかった。
もてなされたものに手をつけないのは礼を失するので、天皇のように社交的に訓練された人があえてそうしたのは
敗者とはいえわが道をゆく毅然たる姿
敗けても勝者の水は飲まず
王者の矜持、誇り
にマッカーサーはずいぶん驚き、二回目の会談からは水も出なくなった。
お互い飲まず食わずでしゃべるので、マッカーサーは終わった途端にがぶのみして一息ついた、というエピソード。
ま、これは、マッカーサーが3/4ぐらいしゃべって、天皇は1/4ぐらいしかしゃべらなそうだから当然か。


最後に昭和天皇の沖縄感
沖縄にいく予定を立てていたのに倒れてしまった。
病気の床で
「残念だ。沖縄には行かなければならなかった。」
と何度もいう。
多くの人はこの発言を
「第二次世界大戦の最後の激戦地として、本土決戦までの時間稼ぎのために兵隊ばかりでなく、市民、学生、女学生まで抵抗したことが心にずっと大きく引っかかっている」
と理解していた。

それも間違いではないが
GHQが日本に基地を置く時に
「日本本土どこでも」と考えていた政府に対して
「それはまずい」と、国防を担うため沖縄を長期にわたって貸与するというフィクションをアメリカにメッセージとして与えたこともある。

どういうことかというと
「昭和天皇は、太平洋戦争においてもそうなんですが、子供のときから軍人として非常に鍛えられた方ですので、戦術的・戦略的な目は特に秀でております。ですから、これから中国共産党も出てくる、北朝鮮も共産国になる、ソ連もどんどんアジアへ進出しているといったときに、アジアをその進出から守るためには、グアム、沖縄、台湾の弧を描いた線で守るほうがいいと戦略的にわかっていた」

太平洋戦争とは早くいうと、地図上でコンパスを回して
戦闘機の制空権の範囲内でそこに基地をつくり、さらにその基地からコンパスを回して
要するに制空権内で基地から基地へカエル跳び作戦をする、という戦いだった。
つぎの戦争もまたしかり。
つまり北海道にでかい基地を作ってもかんじんのところに届かない。
それを天皇はわかっていたので沖縄を貸し与えた。
マッカーサーもGHQも天皇の慧眼/戦略眼を認め、では沖縄がいい、となった。

それもアメリカから言い出すと他の連合国のカドが立つから日本から言い出した、という形にするためメッセージとして与えた。

そのことも含め、昭和天皇は亡くなるまで
「申しわけないことをした。沖縄の人たちには長い苦痛を与えたままであった、それをお詫びに行かなければいけなかった。」
と。
太平洋戦争の沖縄決戦だけでなく、戦後の複雑な事情を含めての発言だったと思われる。

天皇は象徴になったというけれど、まさに日本男子の目指すべき象徴だと感じた :)

金曜日, 10月 09, 2015

家賃を2割下げる方法



家賃を2割下げる方法
こういうライフハック系というか生活の知恵的な本は好きで切羽詰まってなくても手にとって読む
不動産についての勉強にもなるしね

前半部分はくどいというか一般論でこの半分の半分ぐらいでよかった
オフィスなどの商業用賃料は地価に比例して下がっているのに家賃相場は下がっていない
ネットで情報武装して交渉して下げるべし、当然の権利だよ
それでも下げれないなら引っ越せばいいじゃん
東京23区以外なら激安物件ごろごろしてるし、23区だって供給>需要なんだからいい物件いくらでもあるよ
最近は礼金なしやフリーレントもあるから初期費用含めたって引っ越したほうがいい場合が多いんじゃない?
というのが著者の主張


後半部分は勉強になる良著
実際の賃下げ交渉のフローを紹介している
近隣の近い条件を調べ情報武装する
更新時期がベターだけどそうでなくてもいい
更新をした後でも、借地借家法で店子には家賃減額交渉をする権利がある
・土地建物に対する固定資産税などの税金の増減
・土地建物価格の上昇や低下、その他の経済事情の変動
・近隣にある同じような建物の家賃に比較して不相応
などが条件

もし貸主と
「◯年間は家賃の減額はしない」
という特約を交わしていても、借地借家法第32条1項で、そのような特約は無効になる。
供給>需要なので出られて困るのは貸主の方、なので強く交渉に当たること。
交渉のための例文も載っているので具体的にいくらにするべし、と記載する。20%ぐらいいくべし。

相手が一切応じない、または納得出来ない額でしか応じない場合、次は調停に移る
調停であれば申し立て手続きも費用も多くない、この記入見本もある。
手続きは
申立人と相手方の住所・氏名、家賃をいつからいくらにして欲しいか、不動産登記簿謄本、賃貸契約書コピーを添付して地元の簡易裁判所に提出
費用は印紙代と切手代の数千円程度
あとは数週間後の決まった日に相手方を呼び出してくれるのでその日に出頭するだけ
それでも正式な裁判所の手続きのため、調停で合意した内容は訴訟の判決と同じ効果を持つ
調停まで持ち込むと個人の貸主はそれだけで折れる可能性もある。
もし折れなくても調停委員は多くの場合店子の味方になる。

調停に出てこなかったり、貸主がかたくなに下げなければ、
「更新契約書にサインしない」
という手がある。
更新の契約書が送られてきても何もせず放置する。
更新契約書に判子を押さないと立ち退かされるのでは?と考えるのは誤解
「合意がないまま更新期限を迎えた時は、契約は従前の内容で自動更新される。
更新後はこれまで通りの家賃を払い続けなければならないが、更新手続きをしていないので更新料は払う必要が無い。
しかも、一度自動更新されると、それ以降は期間の定めのない契約とみなされ今後二度と更新料を払う必要がなくなる」
借地借家法第26条
これも店子有利の借地借家法で(そのぶん大多数の善良な店子にしわ寄せがいっているのだけど、、)
民法では契約期間過ぎれば契約終了となるが、賃貸契約で通常の商取引と同じにすると生活に著しい不都合が生じる恐れがある。
たとえば、貸主が
家賃2倍に上げるけどそれでも契約する?
とふっかけて来た場合などを防止する。
この場合2年でなく期間がなくなる「法定更新」となる。
現行の借地借家法では店子は家賃を払っている限りいつまでも居座ることが許されている。
そのとき更新料は払ってはいけない。
更新料は貸主が受け取るものではなく、管理会社が受け取るものなので、更新手続きが終わっていないのに不動産屋が更新手続きが終わっていないのに更新料だけを店子に請求してくることはまず考えられない。
契約書の提出を求められたら
「まだ家賃の減額についての話し合いが終わってない。
話し合いで合意できたらちゃんと契約書に判子押して提出する」
と伝える。
家賃の減額が認められるか、住み続ける限り更新料を払わなくて良くなるかのいずれか。

期間の定めのない契約へと変更になった場合、退去する3ヶ月前までに貸主に通告しなければいけなくなるのでその点は注意。

しかしいずれはこのようなノウハウ自体が意味がなくなるかも知れない。
供給>需要
なので大家たちの競争が激しく、礼金は消えつつあり、次に消えるのは不動産屋の収益源である更新料。
フリーレントも広まっているのでシンプルに引っ越してしまったほうが安くていい部屋に住めるのではないか、と著者。

月曜日, 10月 05, 2015

AIの衝撃 人工知能は人類の敵か



一エンジニアとしても、この時代にいるものとしても、知っておくべき分野かなと思い、AI/人工知能について読む

例えば将棋の世界
少し前までは
いつか人間がAIに負ける時が来るだろう
と言われていたのに、AIは加速度的に強くなりすでにプロ棋士を負かす
今までAIは過去のプロ棋士の対戦から学習させていたが、それではもうこれ以上強くなれない、ということで自分自身と対戦させ、その学習からさらに強くなっていく

3章では主導権をアメリカIT企業に握られて日本はどうなっていくのか、を予想
日本は工場での組み立てなど、単目的の産業ロボット分野では明らかに強い
ただサービスロボットと言われる、次世代のロボット(介護であったり人ができない原発内での作業であったり)ではソフトの戦いになり、
そこはROS(ロボット技術のためのOS)含めアメリカ企業とアメリカの大学や研究機関に多くを握られてしまっている。
この分野でも主役はやはりグーグルを中心とした西海岸勢。
キープレイヤーとなり得たのに今では部品屋になってしまっているパソコンやスマホのようにアメリカに主要なところは握られて産業ロボットもサービスロボットに取って代わられると著者は予想
その時のインパクトはパソコンやスマホの比ではなく、日本の全産業がグーグルに握られる、と警鐘する

最後の4章でも考えさせられる
バッハとかショパンの曲を大量にインプットさせることにより、バッハやショパンっぽい曲をAIが作れる
観衆に聞かせてどれが心打たれたかと聞いてもまったく違いがない
しかし事前に
これは人が作りました
これはAIが作りました
とネタばらしすると、人が作った曲には心打たれ拍手するものの、AIが作ったと聞くとなんともいえない困惑に包まれる
人間の何処かに、最後に残された砦のクリエイティブな世界では機械には負けたくない、という意識があるからだろう
でもスティーブ・ジョブズなども言うように、クリエイティブというのは過去の経験や知識、多分野からの組み合わせにすぎない
作曲家だって無から曲を作るわけではなく、子供の頃から聞いてきた音楽の影響を多分に受ける
機械にはクリエイティブができないというのはこの点からもおかしい、と

水曜日, 9月 30, 2015

ストーリーとしての競争戦略 ―優れた戦略の条件



昔どこかで勧められていたので読んでみたが読みだしてちょっとで放り出した。
思ってたよりアカデミック過ぎて、著者のところを見てみたら、最近堀江さんと揉めてしょうもないこと言ってた人だった

例えば
http://copy.hatenablog.com/entry/2014/07/27/130642
これとか参照
買って損したorz...

堀江さんが感情的になってるだけで、佐山さんという方の
よくない例に固有名詞を出さない方がいい
というのはそのとおりだと思う。
一方
ビジネスモデルじゃないだろう。
というのは、これをみた時からなんだかなぁと残念感だった。

そんな方の本を買ってしまうとは私も最近適当になってきたな。。

月曜日, 9月 28, 2015

昭和史 1926-1945



東條英機 歴史の証言を先に読み勉強になったけど、思想や考えが偏るのは嫌だったので次に逆の考えをしている本書を読んで見る。


張作霖爆殺と統帥権干犯からはじまり、上巻ではポツダム宣言受諾までていねいに説明をしてくれる良書だと思う。
君側の奸
栄光ある孤立
天皇機関説
二・二六事件
盧溝橋事件
南京事件
ノモンハン
米英との対立
三国同盟
南進論
ミッドウェー
ガダルカナル、インパール、サイパン
東京大空襲、沖縄本島決戦
ポツダム宣言、終戦
などが学べる

ただ全体としては国内の記述が多く、自虐過ぎるんじゃないかと感じた。
明治の人たちと比べてこの昭和時代の人たちは受身的だから、ロシア革命や反共やコミンテルンのような海外の動きがないとわかりにくいと思う。
・明治に比べて昭和初期が受身的
・40年周期で建設と破壊を繰り返していると著者がいう
のは一緒の原因だろう。
維新の混乱が収まって組織が硬直化すると年功序列になり閉塞感が充満する。

海外事情がなければそりゃ軍隊が調子に乗って勝手に暴走した、になるけども。
あとはさらっと流してるけど、開戦はハル・ノートや石油などの日本への輸出禁止、日本の財産差し押さえ、日本人排斥運動、近衛文麿の異常さ、などに触れないとわかりにくい。
輸出禁止は事実上の宣戦布告なわけだし、それ以上のハル・ノートは要約すると
「アジア人wwどうせ白人にひれ伏すしww」
というとんでもない内容。

日本に
満州など進出したところから即時すべて撤退しろ
というのは、アメリカに
中央と西部など進出したところから即時すべて撤退しろ
というのに等しい。
満州はもともと中国のものではなかったのだから(自分たちの領土じゃないからこっからこないで!というために万里の長城があるわけだし)、そういう意味だと、イギリスに
アメリカから即時撤退してモンゴロイド/ネイティブアメリカンに返せ
ともいえるか。

そんなことを進出先からならわかるが他国から言われるというのは???だし、譲って飲んだとしても即時撤退なんてできるわけがないのがアメリカのイラクやアフガンでもわかる。
すでに移住している100万の日本人や朝鮮人はどうなるのか?あまりに無責任。。
結局「中国に返した」おかげでもともといた満州族は絶滅したわけだし。
アメリカ人には伝わらないだろうけど、アメリカが戦争をしたくてたまらない、手を出させたくてたまらない、というのは明らか。

あとよく
軍が暴走した
というけど、満州とか最前線の極限状態に置かれたら何が起こるかわからない容易に想像できる。
最前線から離れて
陸軍がww海軍がwww
というのは簡単だけど、日本人居住者たちが反日活動の被害者になっている状況に対して幣原外交的な何もできない状況の悔しさは共感できる。事実責任を感じて切腹した人もいた。
最前線に置かれた極限状態も知らずに、安全な場所から
馬鹿な陸軍がw
馬鹿な海軍がw
とか安易にはいえない。

あと、どさくさに紛れて満州に攻め込んだソ連との一週間戦争は、攻め込んだのまではお互い言い分があるにしても無抵抗な一般市民含む戦死8万人、57万4538人が捕虜としてシベリアに送られ強制労働させられ、無事引き上げてきた人たち47万2942人。
死者の数でいうと
ニューギニア15万7000人
フィリピン47万6800人
沖縄10万9600人、市民10万人
本土空襲29万9485人
に匹敵する犠牲者の数になり許せん。
という、私はひーだかひーひーだかひーひーひーだかわからないぐらいの遠縁がロシアなんですがw

ひっかかるところはあるものの、全体を学べていい本だと思います。

金曜日, 9月 25, 2015

「明治」という国家〈上〉



明治から昭和にかけてを知りたい人向けに、
「明治」という国家〈下〉
「昭和」という国家
と合わせどうかな、と思い手に取る、思ったより薄くて気軽に読める。

小栗忠順と勝海舟を明治国家誕生の父たちとして、薩長はかれら父たちの基礎工事の上に乗っかっただけと語る

小栗が建てた横須賀ドックがなければ日本海軍はもっと貧弱だったし、日露戦争の勝利などありえなかった
あのドックが出来上がった上は、たとえ幕府が亡んでも"土蔵付き売家"という名誉をのこすでしょう。
と粋なことを語る。
小栗は勝と異なり、徳川国家のために身を粉にして働いた。
両親が病気で死のうとしているとき、もうだめだと思っても、看病のかぎりをつくすではないか。自分がやっているのはそれだ
と語る。

逆賊になるのをおそれて逃げ出した徳川慶喜に
東海道を行軍する薩長軍を半ばで海軍兵力で分断する
と進言するも受け入れられない。
幕末〜明治の数少ない名将の大村益次郎もこれを聞いて、実現されていればかなり状況が違っていただろう、と振り返る。

徳川家とその家臣団に対して罪を問わなかった新政府が、小栗に対してはおそろしくて斬ってしまう。
坂本龍馬とかもそうだけど、小栗忠順も明治に生きていたらどういう構想をしたんだろうと楽しみな人。

他にも土佐についてや長州について、薩摩について、佐賀について、などをわかりやすく解説。
津田出、滝廉太郎、西園寺公望、ハリー・パークス、副島種臣、など、司馬さんの他の小説ではあまり触れられてない人にもスポットをあてる。

ただ、司馬さんは時代を語るより人物を語るほうが向いているようでおもしろい。
人に勧められるかどうかは下巻と昭和を読んで判断する。

水曜日, 9月 23, 2015

すべては「前向き質問」でうまくいく 質問思考の技術/クエスチョン・シンキング



旧版がどこかで紹介されていて評価も高かったので読んで見る

私には刺さりませんでした
一応一通り読んだものの、あまり読むことなし

社会人になったばかりのヤング向けかな
私も社会人なりたての数年は批評とかばかりだったけど、ある程度管理職とかを経験した人であれば批評してもしょうがないしね〜
というのは身についてわかっていると思うから特に読む必要はないように思う
逆にそういうのが身についてなければ管理職にはならないだろう

月曜日, 9月 21, 2015

白いネコは何をくれた?



マーケティング関連の本をたくさん出されている佐藤義典さんの物語形式でマーケティングを学べる本

BASiCS
Battle Field 戦場、競合
Asset 独自資源
Strength 強み、差別化
Customer 顧客
Selling Message メッセージ
に分け、それらを
integration 一貫性
をもって、自社や自分に対して分析していく。

いい本だとは思うけど、少し前に読んだ
ドリルを売るには穴を売れ

売れる会社のすごい仕組み~明日から使えるマーケティング戦略
のシリーズ
新刊なら
新人OL、つぶれかけの会社をまかされる (青春新書PLAYBOOKS)

新人OL、社長になって会社を立て直す (青春新書プレイブックス)
のほうが勉強するにはいいと思う。
後者のシリーズのほうが読んでて手が疲れないので吉。

水曜日, 9月 16, 2015

雄気堂々 (下)



渋沢栄一が、生い立ちから官で活躍するのが上巻だとしたら、民で活躍して経済や資本主義的な話が沢山出てくるのが下巻だと思い期待して読む。

結果、、あまり期待したような内容は出てこない。

最後はなんかつまらないし、渋沢栄一がすごい人なのは確かだけど魅力を書ききれてないような気がした。

半分以上、渋沢栄一のことを書いてないで時代とかを書いてるし。
ただ、大久保利通のところはおもしろかった。

こないだお客さんが
「最近歴史がおもしろくて〜」と言われていた。
私は「私に歴史の話をすると長くなるのでやめましょう!」と話を終わらせるも
「一番すごいと思う人って誰ですか〜?」と聞いてこられたので
「考えたことなかったですが、やはり大久保利通ですかね」と答える。そのぐらい私の中では推しメン。

日本人は(日本人にかぎらず??)暗い人が嫌いなのと、当時好き嫌いがわかれたから時代が下って現代でも、大久保利通については業績の割には書籍が少ないのでその部分は楽しく読めた。

本書では岩倉具視の発言として記載されていたんだったかな
大久保利通と木戸孝允と比べて
木戸孝允は頭がいい、でも途中でやめたりする
大久保利通は比較すると頭がいいわけではない
でも、最善の策、それがダメなら次善の策、と決めたことは必ずやり通す
と。

自分もそうあらねばならないなー。

金曜日, 9月 04, 2015

雄気堂々〈上〉



幕末から明治にかけては司馬さんをはじめ多くの書籍を読んできた。
ただ、日本資本主義の父と言われる渋沢栄一についてはあまり知らず、政治よりも経済的な視点で時代に興味があったので読んでみた。

上巻はあまり経済や資本主義的な話は出てこない。下巻に期待かな。

攘夷思想のために横浜焼き討ちとかやんちゃを計画したけど、ひょんなことから一橋家の平岡氏に拾われ、一橋家から幕府に圧力をかけ攘夷を目指すも、慶喜自身が幕府そのものになってしまう。

運が先か実力が先か
運は努力をした人にだけめぐってくる
ということはもちろんあるけど、それにしても
運がよくいいポジションを与えられ
フランス留学も果たし
留学の間に大政奉還が行われたので、日本から遠ざかっていたためその点でも死や遠回りを避けれた
というのが上巻の流れ。

留学後は、静岡に送られた慶喜を支えていこうと決めていたものの、留学の経験などを買われ新政府に使えることになった。

月曜日, 8月 24, 2015

落日燃ゆ 城山三郎



近代以前の日本の歴史を学び終えた後にと後回しにしていた日本の近代の歴史書をこの夏は数冊読んでいる
一冊読みはじめたのがきっかけで
・一冊だけだと著者の思想に偏るおそれがある
・読み始めてみたら歴史はやはりおもしろい、勉強になる
ということで気づいたら何冊も読んでしまった。

この落日燃ゆは最初に読んだ本ではなく、他の本は内容が重くて書きにくいけど、これはさらっと書けるから。安かったし(苦笑

A級戦犯で裁かれた唯一の文官の広田弘毅の物語
おもしろかったけど、島耕作チックにちょっとかっこよく書き過ぎかな
城山三郎さんの本はあまり読んでこなかったので、どこまで事実に沿っててどこまで盛ってるのかこわごわ読んだ
正解が出ていないorわからない歴史については、正しく疑いながら自分の国の歴史を学んでいきたい。

かっこ良く書きすぎなのですべてを鵜呑みにしていないけど、
評判の悪い、「軍部大臣現役武官制」だったり、カエサルの言葉であるように
「どんなに悪い結果に終わったことでも、それがはじめられたそもそもの動機は、善意によるものであった」
んじゃないかなと。

東京裁判の結果は、もともと厭世的な性格だったのが、妻の自殺によりさらに
「責任がゼロとは言わないから、もう何の刑でも受け入れるよ」
という気持ちになり、結果黙して絞首刑になっていったのもわかる気がする。

火曜日, 8月 11, 2015

住宅ローンがどうのこうの


炎上商法のイケダ某さんが住宅ローンdisでアフィリエイトを稼ごうとして目論見通り炎上しているようだけど

誰も元も子もないから書かないけど
不動産投資なんだから、個別株以上に個別案件で案件による
かと思われる。

トヨタ株は買っていいの?
と言われてもその時の市況によるだろうし
現物で買うべき?それとも信用で買うべき?
と言われても、手持ちや他に運用できる対象があるかないかで変わってくる。

ある市況&状況では絶対買わないほうがいいだろうし、逆に借金してでも買いまくったほうがいい時もある。

トヨタ以上の個別案件になる個別不動産投資なんてもっとケースバイケース。
人から条件を聞いて
エー、そんないい条件なら類似で出てたら買いたい!
と思う時もあれば
ノー、ノーコメント
と思う時もある。

一連目にしたなかで一番?唯一?参考になったのが
http://d.hatena.ne.jp/grand_bishop/20150808
「短い人生自分の甲斐性で気分よく日々を過ごし、それを励みに仕事に打ち込むのが一番儲かる」
というものだった。
つまり不動産投資と関係ないところw

あ、ピクスタ上場おめでとう!
いけるけど売上規模的にもうちょっと先かと思ってました

水曜日, 7月 08, 2015

ChromeでGoogleのサービスだけが遅い


仕事柄多くのブラウザを使っている
一番多く使っているChromeがしばらく前からGoogleのサービスだけ重くなっていた。
対象は
Gmail/GoogleMaps/GoogleCalendar/検索、など、Googleのサービス全般。

めんどくさいから放置していたけど、本日は一段と遅くてもう調べて対処することにする。
#それかもしくはChromeを捨てるか

調べたところ
https://productforums.google.com/forum/#!topic/chrome-ja/HCoHi6O0j-0
Googleが採用している、TCPとUDPのいいとこどりを狙ったQUICが悪さをしているよう。
chrome://flags/

QUIC プロトコルを無効
にしてChromeを再起動することで私は改善しました。
なんでQUICが悪さをするのか調べようとしたけど、Gmailが開けないおかげで仕事がたまってたのでまた気が向いたらにする。

けっこう手こずらされたのでどなたかのお役に立てば

水曜日, 7月 01, 2015

沈黙のWebマーケティング −Webマーケッター ボーンの逆襲



友人に勧められて
沈黙のWebマーケティング −Webマーケッター ボーンの逆襲− ディレクターズ・エディション
読んでみた。

マンガでキャッチーにしてるから気軽に読み進められるけど、冗長なギャグとか要らないからもう少しページ数でなく中身を厚くしてほしいなと思った

・ウェブマスターツールでチェックしておきたい項目
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・セールスレターで気持ちに訴えかける
人は論理で納得し、感情で動く
人は客観的な情報で信頼性を見極める
お客様の声をたくさん掲載する
トップのファーストビューからお客様の声でもいい、残りは別のページで見せる
お客様の声に手紙を掲載し、リアル感をプラスする
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かった理由、サービスを選んだ理由をできるだけ具体的に書いてもらう
写真や動画を使ってリアル感を出す

・セールスレター構成パターン
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最後の追伸は本文を読み飛ばす人がいるため
文章を読みやすくするため
赤:否定的な強調、紺色/濃い水色:肯定的な強調、緑色:用語の強調や例示の強調、オレンジ単純な強調、などルールを設ける
文章は1ブロック100文字未満

水曜日, 6月 24, 2015

嫌われる勇気



知らない本だったけど勧められて
嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え
読んでみた。
今見たけどすんごいベストセラーでレビューもすごいいい。
でもほんとか?
少なくとも私にはあまり刺さらなかった。。
いろんな本に書いてあるようなことを、やさしいをムズカシく言ってるだけのような...

たぶん私自身が完全にではないけど一般的にはもともとややアドラー的な考え方だからかも

"人生が困難なのではない。あなたが人生を困難にしているのだ。人生はきわめてシンプルである。"
とか
"人の喜びは社会への貢献感"
的なのとか、あたりまえでないかな。。とか。

あと何言ってんだろうと理解できないのもいくつか。
「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」
ほんとに??
私の大事な友人は若くから深刻な病気となり、手術を行ったものの常に再発のリスクを抱えている。
何をしてても「死」が頭の片隅にあるし、毎朝起きてまず考えるのは病気のこと。
この悩みって人間関係なの??
当然そういう例が出てくるのだろうとすべて読んだけど出てこない。
うーん、レビューいいけど私にはいたって薄い内容、時間の無駄だった。

追記:
同じく読んだ家族に
「読んで時間の無駄だった、つまんない、なんでこんな評価が高いのかわからん」
と伝えたところ、家族からは
「そりゃあんたはもともとこの考えに近いからだ。他者との比較や競争意識が少ないし。自分と比較して常に向上したいというタイプだからその点では幸せだね」
と。
そんな私なので「問題はすべて人間関係」と言われても「はぁ?」だったのかな。

水曜日, 6月 17, 2015

人生がときめく片づけの魔法



昔、
お部屋も心もすっきりする 持たない暮らし
を読んだので
似たような内容でしょww
二番煎じ乙www
読む必要なしwww
と思っていたけど、機会があったので人生がときめく片づけの魔法を読んでみた

結果、いい本で、考え方を知っていたとしても数年に一度こういう本を読むのはだいじだと思った

以下メモ抜粋
・いるかいらないか?ではなく、手にとってときめくかどうかで判断
・要らないものを選ぶのではなく、残すものを選ぶ
・「場所別」はダメ、「モノ別」に片付ける
今日は服、今日は本、と決めたら家中の服をor本を一カ所に集めて片付ける
・一気に、短期に、完璧に、まずは「捨てる」を終わらせる
「捨てる」作業が終わるまでは、収納について考えてはいけない
・「思い出品」から手をつけると必ず失敗
モノには物体としての価値のほかに、機能/情報/感情の3つの価値がありここに希少性の要素が加わる
洋服は希少性が一般的に低いため捨てる難易度が低く一番はじめに手をつけるに最適
衣類->本類->書類->小物類->思い出品 の順番がベスト
・「捨てるのはもったいないから部屋着にします」は禁句
誰に見られるわけでもない、だからこそ、最高に自分がときめく部屋着に着替えて、自分のセルフイメージが高まるようにするべき
ジャージをはいていると、自然とジャージが似合う女になっていく
・「たたむ収納術」で収納スペースの問題は解決できる
医療の「手当て」と一緒。持ち主の手によって触って整えられることでエネルギーが注がれる
きちんとたたまれた服はシワがピンと伸び、生地がしっかりいきいきしてくる
自分を支えてくれている洋服をいたわり、愛情を示す行為
・ピタリと決まる、一番正しいたたみ方
「立てる」は、収納の一番の基本
よくわかんなかったのでイラストとかあるとよかったかも、ネットで調べる
・靴下もストッキングも結んではいけない
よくわかんなかったのでイラストとかあるとよかったかも、ネットで調べる
・部屋の一角を占領する大物は全部「押し入れ」に入れる
布団をしまうなら上段に、湿気やホコリがたまるのを防ぐため
下段には扇風機やヒーターなどの季節もの家電
・「浴室」と「キッチンのシンク」には何も置かない
ワイヤーラックであってもカビや水アカが出てきて掃除がめんどうだから
やってみるとこっちのほうが楽
キッチンではスポンジもまな板もざるも水気を切ってなんでもベランダに干す
水切りカゴもいらないし、キッチンはいつでもすっきり
日光で消毒もされて乾きも早い
・本棚の一番上を「マイ神棚」にする
お守りは買うものではなく授かるもの
効能は授かって1年間が有効期限なので期限切れのものはなるべく早く神社に返す
授かった神社でなくてよいがお寺と神社は混同しない
持っておきたいものは家の一角に「マイ神棚」をつくる
「お部屋を神社のような空間に」自分が住む家を清らかな空気の漂うパワースポットにすること
・大切にすればするほど、モノは「あなたの味方」になる
・人生をドラマチックに変える「片づけの魔法」
「一気に短期に完璧に片付けをやり終えた人」の人生は、間違いなくドラマチックに変化する
・それは「過去に対する執着」か、「未来に対する不安」か?
捨てられない原因は「過去に対する執着」か「未来に対する不安」の2つだけ
何を持つのか、はまさにどう生きるのかと同じこと
・「モノがなくてもなんとかなる」と思えるようになる
「探す必要がない」ことによるストレス軽減効果は計り知れない
書類置き場が一カ所なら持っているか持っていないかすぐにわかる
ないなら割り切って、「ではこれからどう行動したらよいか」と頭が切り替わる
それどころか調べ直したら新しい情報を発見したり、知り合いに連絡したら関係が深まったり、新しい縁を紹介してくれたり
「モノがなくてもどうにかなるんだな」という感覚、生きることがグッと楽になる
片づけとは、人とモノとおうちのバランスをとること
・あなたの持ちモノはあなたの役に立ちたいと思っている
手放したモノとまったく同じ分だけ縁が戻ってくる
・お部屋と体はつながっている
服を捨てるとお腹がスッキリして
本や書類を捨てると頭が軽くなって
化粧品などコスメ関係を減らして洗面所など水回りがスッキリするとお肌がツルンとなる
・ときめくモノに囲まれた生活を送ると幸せになれる
・本当の人生は「片づけたあと」にはじまる
部屋の片づけなんてさっさと終わらせた方がいい、人生の目的ではないから
「本当にときめくこと」に大いに時間と情熱を注ぐ

私は数年前に引っ越した時に自分で普通の乗用車一回で運べるほどモノが少なく
他の人にも
「これ、、人住んでるんですよね...」
と言われたぐらい。
こんな私でも数年経てば、人から押し付けられて(苦笑)、捨てにくい服とかが溜まっている。
また身辺整理して、仕事とか本当にやりたいことに集中しよう!
という気持ちにさせてくれるいい本

一読してからこの動画とか見るとわかりやすい
http://sclo-b.hatenablog.com/entry/2015/03/12/190000

今この本の内容よりも知りたいのは
なぜこの著者がここまで自己ブランディングできたか
ということ
何が決定的だったんだろう
ブログ?
かわいらしい小動物っぽい、いい意味で小物っぽいキャラクター?

人生がときめく片づけの魔法は読んだことのないかたには間違いなくいい本だけど、
お部屋も心もすっきりする 持たない暮らしの方のほうが全然前に出版されていたしイラストもかわいいし内容も簡単でわかりやすかった。
でもメディアに頻繁に出てきて稼ぎも良さそうなのはこんまりさんのほう

やはり自己プロデュース力やマーケティング力というのは大事だね

追記:
このシリーズが国内累計で220万部売れているらしい
印税だけでも、どひぇー
上述したように、いい本ではあるけど、ここまでの評価になるのは信じられないぐらいすごい
さらにこの市場でこんまりさんが頭ひとつもふたつも抜け出ているのは参考にしないと