ガリア戦記終わり
塩野さんのカエサルについて書いているのを見ると10代の少女がいれあげてるアイドルについて話すみたいな感じ
戦況がうまくいかないときはだいたい部下が勝手に判断したから
ガリア戦記も終わりかけで部族が一致団結してカエサルを攻めてくるけどそれも大逆転して戦役を終わらせます、と
属州に派遣されていると任期期間はローマに戻ってきてはいけないから、母親が死んだ時もポンペイウスに嫁に出した娘が死んだ時もローマに帰れず
任期が終わった後に執政官としてのキャリアをはじめれるように「カエサルの長い手」を使ってローマでの政治工作をするカエサル
一方、以前カエサルが執政官だった時にやりたい放題され
ユリウスとカエサルが執政官だった年
とまで言われ、次に執政官になったら圧倒的な人気と軍隊を持っているパワーで元老院が骨抜きにされてしまうと恐れている人たちは次々に反対工作をしていく
カエサルになんとか汚名を着せて軍隊を取り上げ、この時には元老院派として担がれているポンペイウスのみにもたせようとする
以前マリウスとスッラの内戦を見て、親子が兄弟が親戚が殺しあうのを見てきて自分自身もリストに載っていたカエサルは、ルビコンを渡るという法を犯すことよりも、内戦が起こしうる憎悪や遺恨を思って躊躇していた
カエサルの精鋭達は
この内戦が終われば、カエサルは名誉を回復し、われわれは自由を回復する
と言った
カエサルは幕僚たちに
ここを越えれば、人間世界の悲惨。越えなければ、我が破滅
進もう、神々の待つところへ、我らを侮辱した敵の待つところへ、賽は投げられた!
と大声で叫ぶ
任期を前にカエサルは法を犯してルビコンを渡るのか??
#と誰でも結果を知ってる疑問形で終わらせてみる