月曜日, 1月 07, 2013

日本の歴史21―近代国家の出発



この巻は明治維新の10~20年後ぐらい
翔ぶが如くやその他司馬遼太郎作品を読んで、大久保利通についてもっと知りたいと思っていたものの残念ながらこの巻ではその期待は果たせませぬ
大久保利通はもちろん多くの著作がありよく研究されている人だけど、功績や無私という偉大さも含め日本人からもっと(例えば日本人が好きな信長や秀吉、時代を下れば龍馬などと比較して)評価されていい人だと思っているけど評価されない理由はいたって簡単
大久保利通自身がどうだったかは知らないけど少なくともイメージは暗いから

天下を取った、という表現が正しいかわからないけど、低い生まれから幼馴染の西郷どんとそのまま新日本を創ってしまうというのはすごい
比較になるかはわからないものの生まれから地位がある程度あった家康より成功物語としてはすごいかも

おっと、本書と関係なくなってきた...