月曜日, 9月 24, 2012

なぜあの人の話に納得してしまうのか

なぜあの人の話に納得してしまうのか
なぜあの人の話に納得してしまうのか

説得するのではなく、納得するお手伝いをする。

http://diamond.jp/articles/-/12470
http://diamond.jp/category/s-naze
からの引用

人は「納得する」のは好きですが「説得」されるのは嫌いです。ところが多くの人は、聞き手を説得しようとして失敗します。聞き手が納得してくれるような話し方のコツを集めた本『なぜあの人の話に納得してしまうのか[新版]』の中から、納得してもらうための話し方のコツを紹介いたします。



著者の父親の料理のレシピを教える際を例に取り
簡単じゃ
Aして、Bして、Cするだけでええんや
ただな、Dだけに、気をつけたらええんや
簡単じゃ


まず、簡単であることを、聞き手に伝える
ポイントは、3つだけ伝える
注意は、1つだけ付け加える
ということ

その他にも
・ 今日あった話に人はひかれる
・ 捨てた分だけ説得力がある
・ 自分の生体験が人を納得させる
・ 挨拶を後回しにしよう
・ 納得と説得は似ているような言葉ですが、相反する考え方なのです
・ 自分のキャラクターに合った話方を見つけよう
・説得力のある人は説得するのではなく、納得するお手伝いをする
・昔話より、今日あった話に人はひかれる
・メモを見ないで話すことだけが人にわる
・うるさいところでは小さな声が通る
・大勢の前では、話し始める前に黙る。
・全体に話すのではなく、一人に向かって話す。
・「でも」には「でも」が返って来る。「なるほど」には「なるほど」が返って来る。
・説得は強制。納得は共感、相手が求めているのは、強制ではなく、共感
・相手を納得させたかったら自分が納得すればいい
・今日、何度「なるほど」と言いましたか?
・相手の話しに、まず「へぇー」と驚く。
・話の中身よりも、エネルギーを伝える気持ちで話す。
・前からのアイデアより、今思いついたアイデアのほうが、説得力がある。
=>「思いつきで話しますけれども…」と言うと、聞き手は自分の発案が採用されたように感じ得した気持ちになる
・データより自分の体験のほうが説得力がある。
・そういえば、私もこの間…と人の話を途中で奪わない
=>人の話をオチまで聞く。
・顔が暗い。声が暗い。考え方が暗い。そんな話を誰も聞かない。
=>なので明るい声で、明るい顔で、明るい話をする。
・説得力のある人は、雑談がうまい。
・自分のキャラクターに合った話し方をみつけよう。

金曜日, 9月 21, 2012

坂の上の雲〈7〉


ロシア側の陸のクロパトキン、海のロジェストウェンスキーの作戦のまずさにもたぶんに助けられ日本は勝ちと呼べるのかも見ようによってはわからない辛勝を重ねていく

大山巌や児玉源太郎が開戦当時から
四分六分のたたかいをどう五分五分にもっていき、六分四分にしたときにうまく講和できるかだ
という状態に少し近づいていく
児玉源太郎はもちろんのこと、大山巌は開戦前に参内したとき
「かならずロシア軍を満州から駆逐して見せます。
しかしながらそのあとのことはそれがしの測りうるところではございませぬ」
と答え、海軍大臣山本権兵衛にも
「軍配をあげるほうをよろしくねがう」
と伝えてきた

しかしその講和の中で、欧米は例えば英や米は日本側ではあるものの、アジアの中であまりに日本が突出するのを望まなかった
もともとがロシアがアジアで強大になるのを抑えるために日本という道具を使ったが、思いのほかその道具が頑張る子でこのままではおもしろくない
日本よりの発言をすることから、日本の弁護士と言われたルーズベルトももちろん日本を利用し自国の利を考えていた
当時から日本を仮想敵とし海軍を増強するよう指示をしていた
また、仏や独のように、事実三国干渉で日清が合意していた遼東半島の地のように、いかにどさくさにまぎれ満州近辺という肉を自国領土にするかという駆け引きを始めだした。
仏はさかんに日本大使に
日本が賠償請求をしないのであればロシアは講和してもいいといっている
と屈辱的な工作をしだす始末だった

日本はこの戦争を通じ、前代未聞なほどに戦時国際法の忠実な遵法者として終始し、戦場として借りている中国側への配慮を十分にし、中国人の土地財産をおかすことなく、さらにはロシアの捕虜に対しては国家をあげて優遇した。
その理由の最大のものは幕末井伊直弼がむすんだ安政条約という不平等条約を改正してもらいたいというところにあり、ついで精神的な理由として考えられることは、江戸文明以来の倫理性がなお明治期の日本国家で残っていたせいであったろうと思われる。
日本はよき国際慣習を守ろうとし、その姿勢の延長として賠償のことを考えた。
欧州にあっては戦勝国が戦敗国から戦費をまきあげることは当然なこととされており、まして欧州各国が十九世紀以来、中国その他アジア諸国に対しておこなったことは、たとえば英国が香港をまきあげ、フランスがベトナムを領土化し、ロシアが遼東の地をとり、ドイツが膠州湾をかっぱらったのは、すべて小さなトラブルを言いがかりにしてときには戦争に訴え、ときには武力でおどしあげてそれらのことをやってのけた。
徴収と四カ国艦隊、薩摩と英国艦隊でも幕府および明治国家が賠償金を払わされた。

ところが日本がロシアに対して戦勝してその賠償金を取ろうとしたとき、
「日本人は人類の血を商売道具にし、土地と金を得る目的のために世界の人道を破壊しよとしている」
と米紙は極論して攻撃しだした。
ここでいう「人類の血」とは白人であるロシア人およびロシアから強制的に連れてこられているフィンランド人やポーランド人の血を指す。
欧米の感覚では日本人や中国人のようなアジア人の血は「人類の血」とは考えていなかった。


最終巻に向けて盛り上がっていく
さあ次はとうとう司馬作品最後の坂の上の雲八巻
しかし最後は名残惜しいのでこの国のかたち燃えよ剣を手にしてしまいました。。

これでほんとに最後><

★★★★

水曜日, 9月 19, 2012

達人に学ぶ SQL徹底指南書



SQLを学びたいエンジニア向けのよい本
ただ多くの内容は著者ページ
http://www.geocities.jp/mickindex/database/idx_database.html
にあります

以下論点を


@コーディング規約大事
SELECT col_1, col_2, col_3, COUNT(*)
FROM tbl_A
WHERE col_1 = 'a'
AND col_2 = ( SELECT MAX(col_2)
FROM tbl_B
WHERE col_3 = 100 )
GROUP BY col_1, col_2, col3
のように先頭よりも末尾を揃えるほうがよいのでは
*(ワイルドカード)使わない


@パフォーマンスチューニング
・サブクエリを引数に取る場合INよりもEXISTSを
IN (1, 2, 3) のように値のリストではあまり気にする必要なし
INとEXISTSはたいていまったく斉しい結果を返しEXISTSが速く動作する
Class_A
id name
1 田中
2 鈴木
3 伊集院
Class_B
1 田中
2 鈴木
4 西園寺
Class_AからClass_Bにも存在する人を選択
以下は結果は同じでEXISTSのほうが早い
SELECT *
FROM Class_A
WHERE id IN (SELECT id
FROM Class_B);
SELECT *
FROM Class_A A
WHERE EXISTS
(SELECT *
FROM Class_B B
WHERE A.id = B.id);
理由
- 結合キー(id)にインデックスが張られていれば、Clsss_Bの実表は見に行かず、インデックスを参照するのみで済む
- EXISTSは一行でも条件に合致する行を見つけたらそこで検索を撃ち切るので、INのように全表検索の必要がない。NO EXISTSも同様

・以下はソートが発生する
GROUP BY
ORDER BY
SUM,COUNT,AVG,MAX,MIN
DISTINCT
UNION,INTERSECT,EXCEPT
例えば
SELECT * FROM Class_A
UNION
SELECT * FROM Class_B;
は必ず重複排除のためのソートを行う
重複を気にしないでよいor重複が発生しない場合は
SELECT * FROM Class_A
UNION ALL
SELECT * FROM Class_B;
とするとソートが発生しない
ソートしないためにDISTINCTをEXISTSで代用できる
item_no item
10 FD
20 CD-R
30 MO
40 DVD
sale_date item_no quantity
10-01 10 4
10-01 20 10
10-01 30
10-03
10-0
10-04
10-04
売上のあった商品を探す場合、INを使うと可読性はあっても重いので
SELECT DISTINCT I.item_no
FROM Items I INNER JOIN SalesHistory SH
ON I.item_no = SH.item_no;
よりも
SELECT item_no
FROM Items I
WHERE EXISTS
(SELECT *
FROM SalesHistory SH
WHERE I.item_no = SH.item_no);
が正解

MAXやMINを使う場合もソートが発生するのでインデックスがはられている列でできないか考える

WHEREで書ける条件はHAVINGには書かない
SELECT sale_date, SUM(quantity)
FROM SalesHistory
GROUP BY sale_date
HAVING sale_date = '~~';
よりも
SELECT sale_date, SUM(quantity)
FROM SalesHistory
WHERE sale_date = '~~'
GROUP BY sale_date
のほうが結果同じで高速に動作する
理由は
GROUP BYはソートが発生するので事前に絞り込んでソート負荷を減らしてあげる
WHEREの条件でインデックスが利用できること、HAVINGではインデックスは使えない

・インデックスが本当に使われているか?
SELECT *
FROM SomeTable
WHERE col_1 * 1.1 > 100;
はインデックスが使えない
WHERE col_1 > 100 / 1.1
ならインデックスが使える。
WHERE SUBSTR(col_1, 1, 1) = 'a';も使えない
インデックスを利用する時は条件式の左辺は裸に
インデックスにはNULLがないので WHERE col_l IS NULL; はダメ
<> != NOT IN のような否定形もインデックスを利用できない
ORを使うとインデックスを利用できないか、使えてもANDより低速
col1,col2,col3の順に複合インデックスがはられているとして
SELECT * FROM SomeTable WHERE col1 = 10 AND col2 = 100 AND col3 = 500;
SELECT * FROM SomeTable WHERE col1 = 10 AND col2 = 100;
はOK
SELECT * FROM SomeTable WHERE col1 = 10 AND col3 = 500;
SELECT * FROM SomeTable WHERE col2 = 100 AND col3 = 500;
SELECT * FROM SomeTable WHERE col2 = 100 AND col1 = 10;
はNG

SELECT * FROM SomeTable WHERE col1 LIKE 'a%';
はOK
SELECT * FROM SomeTable WHERE col1 LIKE '%a%';
SELECT * FROM SomeTable WHERE col1 LIKE '%a';
はNG

char型定義に対して
SELECT * FROM SomeTable WHERE col1 = 10;
はNG
SELECT * FROM SomeTable WHERE col1 = '10';
SELECT * FROM SomeTable WHERE col1 = CAST(10, AS CHAR(2));
はOK





あとがきにあるなぜ著者がDBの道に進んだかという話がおもしろい
最初DBの世界は地味でおもしろみを感じられなかった

そんなときに読んだrootから/へのメッセージで目を覚ました

http://cruel.org/other/ditodias.html より引用

なんでもないように見える世界のいたるところに、本質へ通じる道がある
本書を一読するだけで、あなたはこれまでの己の不徳を悟ることでしょう
おもしろいことが、「なんか」「どこか」にあって、それがいつか空からふってきてくれるのではないかという己の怠惰な発想を、あなたは深く恥じ入ることでしょう。
どこにでもあるものの中に著者は他の人には見えていない面白さを見て取ります。
それは時には仕事がらみで必要となる技能の修得がきっかけだったり、出張や通勤のついでだったり。
でも、ちっとも特別なものじゃない。
そう、「おもしろいこと」はいたるところにあったのです。
「つまんない」は世の中でも一日でもなく、目の前のものにおもしろさを見いだせない、自分の怠慢な目や耳や鼻や手足や頭だったのです

この言葉に感じ入りDBをはじめたとのこと。
自分以外の誰も自分の人生を楽しくなんかしてくれないよねー。
単純だけどいい文章。

★★★★

月曜日, 9月 17, 2012

超・営業法



これもなかなかよい本です
最近は良くない本について書くほどの時間がないので全部「よかったです」と書いちゃうと思いますが

成功するためには売上をあげるための小さな実験(たいていは広告だとか小冊子などのセールスプロモーションに必要なツールに使うためのコスト)に躊躇なくお金を使うこと
躊躇なく!

広告には投資額のリターンは保証されない
一件も問い合わせがないかもしれない
もし実験のために広告費を投資するという決定が躊躇なくできないとすれば、よほどの幸運か人脈がない限り残念ながら永久に成功のきっかけは閉ざされる
保証が欲しいなら起業なんてやめてサラリーマンに戻った方がいい

借金ができないひとは商売をやめたほうがいい
借金は消費活動目的が悪いのであって、お金を働かせて収益をあげる活動の場合にはそれによって収益を生み出せる限りどんどん借金をすべき

国民生活金融公庫なら1%で借りれるからテコを効かせて事業投資すべし

例えるなら
「僕は1万円札をライターで燃やしながら生きている
今鳴った電話一本のため、今きたメールひとつを受け取るために札束を燃やした結果、それらの問い合わせが来ている
そのようにして借金をして広告を出して収益をあげ、その借金を返済して、、という事業サイクルの中で、業務を展開していかない限り事業の発展はない


もともとこの書籍はすでに、「相続」などで全国支部展開していた著者がもっと強固な行政書士向けのネットワークを作るために執筆したものと思われる。
その意味で目標は達成しただろうし、よく考えられている。

著者が行った特定調停ビジネス
SWOT分析をはじめに行い
まぐまぐで検索をかけて関連の発行部数3000程度のメルマガを買取執筆、3000人の見込み客を獲得
メルマガの記事を書きためていってバイブル商法に備える
特定調停のメルマガ用ホームページを準備
メルマガ読者の増加策を講じて読者数1万2千ほどのトップランキングにもっていく
WEBで特定調停解説のセールスプロモーション用の小冊子を1500冊販売、販売実績を作った
メルマガ部門1位、SP用小冊子1500冊販売実績、小冊子に対する感謝を込めた感想をもって印税エージェントに出版社へ出版企画の持ち込みをさせる
執筆と同時に、特定調停ビデオの製作、セルフキットを販売するため
本をつくるにあたり一番大切なのは差しこみはがき
差しこみはがきは、資料請求させ名簿を集めDMを出して販売していくパターンと、ダイレクトに商品を販売するパターンの2つがある
今回特定調停を2回かける人はあまりいないためリピート購買は期待できないのでキットを25kで販売した
キットが売れれば容赦なく広告費をかけ本の販売を促進していく
もちろん、SEO/ヤフーへの登録/ヤフーのディレクトリ登録/アドワーズ、オーバーチュアなどのPPC/まぐまぐでの懸賞プロモーションを行う
本のタイトルはSEOを考慮した
本の販売のため、店頭ポスター/POP/DM用の絵はがき/セールスプロモーション用名刺などを作成
オンライン書店への訪問、全国書店巡り、プレスリリースによるマスコミへのアプローチなどなど


FAXDMは重要
1日100件のアポをこなすのはかなり大変
DMを出しても1通100~120円かかるわりにはよまれる前に捨てられる
FAXははじめから開封されているので、文案次第ではかなりの確率で担当者の手元に届く
コストはFAX自動送信ソフトの数千円から1万円程度
DMの3要素は
リスト(名簿) = 誰に
オファー(提案) = どんなことを
クリエイティブ(表現) = どういうふうに伝えるかということ
FAXDMは反応率などのデータを厳密にトラッキングするためにFAX返信型にすべし
3要素の中でもリストが最も大事
たとえば法務局の類似商号調査簿で新設法人を見る
が、最近厳しくなっていることもあるし、そのまま使えない業態も多々あるのでこの発想の"思考のフレームワーク"をまねること
引越屋、不動産屋、内装業、レンタルマット、新聞勧誘、中古オフィス用品、求人情報などなど


他にプロモーション手段としてPRがある
PR会社に頼めば20~50万程度で、マスコミに流すためのPR原稿のコンサルティング、記事が掲載されたかの確認、電話でのマスコミへのフォロー、などをやってくれる
プレスリリースの送付先は例えば新聞であったら、政治部/経済部/社会部/文化部/生活部などがあるがダブルとブラックリストに載るので一番適したところだけに送ること
ニュース性がある内容を送ること
例えば「日本で初めて、日本最大規模の、相続の全国チェーンを作りました」など
まぐまぐなどのメルマガを執筆する
読者を増やすためにお金を投資する、アドワーズやHPからの登録やリスティングでアクセス数アップをする


獲得顧客を逃さないために
メールの相談にはメールで回答しない、必ず電話で
相談があったら必ずフォローコール、そのためには顧客管理台帳は絶対作成する

★★★★

金曜日, 9月 14, 2012

"好き"を仕事にする本



この本はオススメです

この本を読み、著者の金盛さんに弟子入りし、今では立派な成功者の友人に紹介してもらい手に取る

趣味や好きなことで起業を勧める

例えば本田宗一郎さん
オレ頑張ってるな、オレ苦労してるな
と思っていたか?否
嫌なことを長時間続けると、それは「努力」「苦労」でも、趣味を長時間行うのは苦労でもなんでもなく、楽しいだけ
趣味で起業したほうが楽

ただ
趣味で起業
には当然ビジネスモデルが鍵になる
ラーメンが好きだから、ラーメン屋のフランチャイズで独立
は、ラーメンを食べるのが好きなだけであって作って食べさせるのが好きなのではない

趣味がない
という人が多い
そんな人はタイムスリップを勧める
あの時、あんなことに熱中してたなぁ
などにヒントがある

著者は
エンスーの杜
というスーパーカーのオーナー向けのサービスを運営している
小さい頃のスーパーカーが好きでもっと見に行きたい
という夢を叶えた
順風満帆だったわけではない、もともと大企業の営業をやっていた
車で営業中に後ろから追突され身障者に(今はリハビリなどであるていど回復)
直後営業から内勤に移されやりたくないことを仕事にすることはつらいことだと実感
臨月の妻に、
「オレ仕事やめるわ」
とうちあけると
「いいんじゃない?やめたがってたし」
との返事

そんなきびしい中、自分に2つのオキテを作る
オキテ壱:二度とサラリーマンには戻らない
オキテ弐:嫌なことはやらない、好きなことだけやっていこう

既存である車関係の仕事は初期投資が大きかったり、免許や高度な知識が必要だったり
だいじなことは
既存の職種で起業しなくてはいけないという決まりはどこにもない
ということ。希望の職種がなければ作ってしまえばいい
筆者の場合は高級車を売買したいひとをつなぐ仕組みだった

筆者は
より効率よく集客する仕組み
クレームが起きないようなフォロー
マニアが泣いて喜ぶサイト作り
を意識して運営している

筆者は千葉在住なので、関東の「車を売りたい」というニーズには答えられても他の場所はきびしい
そのためフランチャイズの仕組みをつくり全国展開しサイト開始から3年3ヶ月後に1日122万PVを達成

その後は
中古艇ドットコム
ばいく見聞録
などとしてのれんわけしていった

「インターネットで高額商品は売れない」というのはまったくの嘘
エンスーの杜では1000万もする高額商品も売れるし、実物を見ないでサイト情報だけで買うお客さんもいる

インターネットが普及していない時はたしかに「趣味で起業するのはリスクが高かった」
商圏がせまくなるから
著者の地元の佐倉駅前で1年に1人しかお客さんを獲得できなければ商売にならない
著者の居住地千葉で600万人、単純計算35人。日本全国では1億2千万人、700人。
佐倉市のみが商圏で一人客単価2万円だとしたら日本全国なら1400万円となる。
エンスーの杜では客単価が高いのでこれ以上になっているが、地域比率はだいたいこのようになっている。

クルママニアが集まるので、クラシックカーやセカンドカーのオーナーはエンスーの杜で紹介する時に思い入れを込めて紹介する

お客さんが趣味が同じ人たちだから話が早いしリピーター化もしやすい
団塊の世代の退職だったり、結婚しないひとの増加だったりで趣味が益々活況になる

有形無形の自分自身が持つ棚卸はいつであっても大事なのですること

★★★★★

水曜日, 9月 12, 2012

新版「知の衰退」からいかに脱出するか?―そうだ!僕はユニークな生き方をしよう!!



これも、大前さんから「自分で考えなくなった日本人たち」へのエール

もっと自分で考えないと

郵政民営化なんて賛成してる場合じゃない
あの当時の小泉首相に改革者を感じて
マルかバツか?
と問われ、多くの人が投票した

よく考えると郵政事業なんて民営化じゃなくて解体すべき
戦後の行政サービスがうまくいってない時代に必要だったものであり郵貯も簡保もその役割は終えている
民間にその役割を担うものがたくさんある時代に民営化して市場を歪めるだけ
郵便も、さらに言えば道路公団もしかり

などなど、相変わらずの大前節で読んでいる方は心地いい
でも著者は警告する
本を読んで心地よくなってもしょうがない
あなたは知的に怠惰でないか?



私も
知的に怠惰でない
と思っていたけど、あまりにGoogleに頼り過ぎかなぁ。。

大前さんの本は最近特に手抜いてる感があったけど、
こむづかしーのは読者に受けないんでポップ感あふれるのにしてください
とか言われてるのかな??

★★★

月曜日, 9月 10, 2012

データベースパフォーマンスアップの教科書 基本原理編



これはかなり前に読んだ本、ずっと下書きにあったのを今頃投稿...

テーブル構成の関係のたとえ
=====
ある地域(Tablespace)に工場(Table)を建設している。
そこに各自が確保した任意の位置(Segment)に向上を建てる。
これらの間で互いに製品(Row)を原材料としてやり取りするため、道路(Relationship)が複雑に連結していた。
特定の品物が一連の加工(Process)を経て、完成品(Application)となるには、さまざまな工場を複雑に通過しなければならない。
もし、互いに遠く離れている工場間で非常に頻繁に材料を供給(Join)しなくてはならなければ、輸送単価(Clustering Factor)が高くなり、そのため多くのコストやリソース(Cost,Resource)を必要とし、生産性(Perfomance)は急激に低下する。
このような場合に頻繁に輸送が発生する2工場を隣接した場所へ配置(同一のクラスタ内に生成)してベルトコンベア(Cluster key)を設置すれば、かなりの連結(Join)効率を得ることができる。
このような目的でテーブルをクラスタリングする方法を「多重テーブルクラスタリング」(Multi-table clustering)という。
=====
や、オプティマイザについての説明
=====
オプティマイザはさまざまな統計情報を参照するが、中でも選択性(Selectivity)に最も大きく影響する情報は、列による値の分布度の違いと「運搬単価」、すなわちクラスタリングファクタ(クラスタ化係数)だといえる。
アクセス量を少なくし、アクセスコストを低くすることがもっとも大きく影響する要素となる。
オプティマイザは複雑ではあるが、その最終的な目標は「どの道を行けば処理主管範囲(Driving Range)を最小化させることができ、より小さいランニングコストで処理することができるのか」であり、この目的に労力を費やしているだけ。
=====
などはわかりやすい

途中、DBのexplainの説明にも多くを割かれていて上級者向けにはよい書籍

オプティマイザが修正してくれることもあるけど

SELECT *
FROM emp
WHERE job = 'CLERK'
OR deptno = 10;

SELECT * FROM emp WHERE job = 'CLERK'
UNION ALL
SELECT * FROM emp WHERE deptno = 10 and job <> 'CLERK';
とか明示的に教えてあげてもいいかも、という話だったり
IN (...)
も結局ORだから遅くなりがち
オプティマイザは万能ではないから上記のように早くなるように教えてあげるといい
など

上級者向け
★★★★

金曜日, 9月 07, 2012

久々にawstatsを利用、わずか5手順ででき変わらずいいオープンソース


最近はanalyticsとか無料で高機能な解析サービスがあるので使う機会が少なくなってきているaccess_log解析型のオープンソース
最近はnewrelicとかもあるし今後ますますきびしいかも

それらが現れるまでは私は、awstatsを好んでよく使っていました
シンプルだしね;)


1.
まず商用環境で解析したくないのでlogをもってきて
cd /somewhere
wget http://somewhere.on.net/access_log-201208{01..31}.gz


2.
installして
yum install awstats

3.
設定する
/etc/awstats/awstats.model.conf
をひな形として、任意の名前で
/etc/awstats/awstats.service.conf
を作成
・LogFileはコマンドラインで指定するけれども一応
LogFile=/somewhere/access_log
・LogFormatはむしろきっちり設定したほうがとりこぼしがあるという世界..
でも、元のapacheのhttpd.confなどのLogFormat設定を見て、
http://www.adminweb.jp/apache/log/index2.html
ここなども確認しながら設定をがんばる
LogFormat = "%host %other %other %other %other %time1 %methodurl %code %bytesd %refererquot %uaquot %other"
・DNSLookupは時間がかかかるのでお好みで1などに

4.
access_logの読込を実行する
久しぶりにさわったら便利になってたんでプチ感動しました
月別
/usr/share/awstats/wwwroot/cgi-bin/awstats.pl -update -config=service -LogFile=/somewhere/access_log-20120801
日別
/usr/share/awstats/wwwroot/cgi-bin/awstats.pl -update -config=service -LogFile=/somewhere/access_log-20120801 -databasebreak=day -update
時間別
/usr/share/awstats/wwwroot/cgi-bin/awstats.pl -update -config=service -LogFile=/somewhere/access_log-20120801 -databasebreak=hour -update
で解析できます
これを集計したい全部shellでがつっと走らせれば一巻の終わりです

注意点としては
・古いlog->新しいlogの順に読んで行かないとダメ。逆だと読んでくれません。
もし古いのを読み込ませたい場合は、いろいろごちゃごちゃやるよりも素直に
/var/lib/awstats/
以下にできる該当のファイルを消したほうが早い
・そこそこ容量が増えるので少ない容量の時は注意が必要です、私はAWSでやって容量少なかったので溢れました

5.
アクセスする
http://YourURI/awstats/awstats.pl?config=app1
http://YourURI/awstats/awstats.pl?config=app1&databasebreak=day&year=2012&month=08&day=24
http://YourURI/awstats/awstats.pl?config=app1&databasebreak=hour&year=2012&month=08&day=24&hour=17

で、終わりです!
以前と変わらずいいツールですね
選択肢が増えているため使われる機会は私自身も減っていますが、、愛着もありますしいいオープンソースには末永くがんばって欲しいです:)

月曜日, 9月 03, 2012

坂の上の雲〈6〉


もう主だった作品は全部読んでしまい、最後の司馬作品なのでちょっとずつ...

この巻もおもしろいけど、とくに「大諜報」、主役は
明石元二郎

Wikipediaがあってるかわからないけど
明石(当時の階級は大佐)は日露戦争中に、当時の国家予算は2億3,000万円程であった中、山縣有朋の英断により参謀本部から当時の金額で100万円(今の価値では400億円以上)を工作資金として支給されロシア革命支援工作を画策した。
ゴイスー
日露戦争の勝因のひとつは明石にある
とも言われている。
ただし、その後の日露戦争の記録には貢献者として出てこない
この稿を読むことで、ロシアの歴史、フィンランドやポーランドを属国にしていた関係もよくわかる
また、日露での日本の勝因が専制末期の制度疲弊ということもわかる

乃木希典のエピソードなどもおもしろい
常に悲劇がつきまとい、彼そのものが悲劇が似合った
乃木軍の旅順での入城式
戦没者の招魂祭が行われ、乃木は飛雪のなかに立ち、みずから起草した祭文を朗読した
参列した士卒はことごとく泣き、外国の観戦武官や新聞特派員も、祭文のことばもわからないながら目をぬぐった
それを見物していた中国人さえ涙をながしたのは異様な光景だった
乃木は容姿といい人格的ふんいきと言い、外国人にさえ一種尋常でない感動をあたえるなにかをもっていた
初対面の外国人に対してさえ神秘的な衝撃をあたえるところがあったよう