金曜日, 9月 14, 2012

"好き"を仕事にする本



この本はオススメです

この本を読み、著者の金盛さんに弟子入りし、今では立派な成功者の友人に紹介してもらい手に取る

趣味や好きなことで起業を勧める

例えば本田宗一郎さん
オレ頑張ってるな、オレ苦労してるな
と思っていたか?否
嫌なことを長時間続けると、それは「努力」「苦労」でも、趣味を長時間行うのは苦労でもなんでもなく、楽しいだけ
趣味で起業したほうが楽

ただ
趣味で起業
には当然ビジネスモデルが鍵になる
ラーメンが好きだから、ラーメン屋のフランチャイズで独立
は、ラーメンを食べるのが好きなだけであって作って食べさせるのが好きなのではない

趣味がない
という人が多い
そんな人はタイムスリップを勧める
あの時、あんなことに熱中してたなぁ
などにヒントがある

著者は
エンスーの杜
というスーパーカーのオーナー向けのサービスを運営している
小さい頃のスーパーカーが好きでもっと見に行きたい
という夢を叶えた
順風満帆だったわけではない、もともと大企業の営業をやっていた
車で営業中に後ろから追突され身障者に(今はリハビリなどであるていど回復)
直後営業から内勤に移されやりたくないことを仕事にすることはつらいことだと実感
臨月の妻に、
「オレ仕事やめるわ」
とうちあけると
「いいんじゃない?やめたがってたし」
との返事

そんなきびしい中、自分に2つのオキテを作る
オキテ壱:二度とサラリーマンには戻らない
オキテ弐:嫌なことはやらない、好きなことだけやっていこう

既存である車関係の仕事は初期投資が大きかったり、免許や高度な知識が必要だったり
だいじなことは
既存の職種で起業しなくてはいけないという決まりはどこにもない
ということ。希望の職種がなければ作ってしまえばいい
筆者の場合は高級車を売買したいひとをつなぐ仕組みだった

筆者は
より効率よく集客する仕組み
クレームが起きないようなフォロー
マニアが泣いて喜ぶサイト作り
を意識して運営している

筆者は千葉在住なので、関東の「車を売りたい」というニーズには答えられても他の場所はきびしい
そのためフランチャイズの仕組みをつくり全国展開しサイト開始から3年3ヶ月後に1日122万PVを達成

その後は
中古艇ドットコム
ばいく見聞録
などとしてのれんわけしていった

「インターネットで高額商品は売れない」というのはまったくの嘘
エンスーの杜では1000万もする高額商品も売れるし、実物を見ないでサイト情報だけで買うお客さんもいる

インターネットが普及していない時はたしかに「趣味で起業するのはリスクが高かった」
商圏がせまくなるから
著者の地元の佐倉駅前で1年に1人しかお客さんを獲得できなければ商売にならない
著者の居住地千葉で600万人、単純計算35人。日本全国では1億2千万人、700人。
佐倉市のみが商圏で一人客単価2万円だとしたら日本全国なら1400万円となる。
エンスーの杜では客単価が高いのでこれ以上になっているが、地域比率はだいたいこのようになっている。

クルママニアが集まるので、クラシックカーやセカンドカーのオーナーはエンスーの杜で紹介する時に思い入れを込めて紹介する

お客さんが趣味が同じ人たちだから話が早いしリピーター化もしやすい
団塊の世代の退職だったり、結婚しないひとの増加だったりで趣味が益々活況になる

有形無形の自分自身が持つ棚卸はいつであっても大事なのですること

★★★★★