金曜日, 8月 27, 2010

もうUTF8のBOMでもう悩まないためのまとめ

「今まで正常にダウンロードできたCSVが文字化けするようになったよ><。とりあえず助けろ。」
というヘルプ要望あり。

さっそく調べると、今までSJISであったらしきCSVファイルがUTF8になっている

ダウンロード時のHTTPヘッダ正常に見える
NFS上で保存されている一時CSVファイルはSJISで正常の模様
そのためDBから情報引っ張ってきてCSV作成する時ではなく落とす時だと考え、PHPのプログラムを調べる

が、header()関数とreadfile()関数でフツーに落としているだけなので特におかしさ/気づきは感じられず
SJISをUTF8に変換している様子はない

CSVファイルをエディターを通して眺めていると、BOMがついていることにふと気付く
ここがひっかけで正常なSJISファイルにUTF8のBOMがついていたためUTF8に見えただけだった。

もしわからなければ
この方や他の方も書いてあるように

function delete_bom($str)
{
if (ord($str{0}) == 0xef && ord($str{1}) == 0xbb && ord($str{2}) == 0xbf) {
$str = substr($str, 3);
}
return $str;
}

などで対応すればよいのかもしれないが根本解決がベター

以前もBOMが入ってしまう、という障害に遭遇した気がするのだが、解決したことは自分でも病気なんじゃないかと思うぐらい忘れてしまうので詳細思いだせず。

http://www.sbirobo.com/2007/12/remove-bom-from-utf8-document.html
http://takesita.seesaa.net/article/96553793.html
http://www.okushin.co.jp/kodanuki_note/2009/09/csv.html
http://takesita.seesaa.net/article/96553793.html
あたりを参考に、
$ find /path/to/project -type f -not -name *.gif -not -name *.jpg
で得られた全ファイルに対して
$ od -t x1 -N 3 UedeEtaFiles
したところ、subversion内にBOM付きのファイルがみつかる。
その中で設定ファイルが含まれていてここからBOMを取り除いて反映したところ問題解決

問題が解決してすっきり、それ以上に関係者が安堵し喜んでくれたのがよかったよかった


好きな出版社のシリーズだし時間あればこのあたりも読んでみたいかも
プログラマのための文字コード技術入門
プログラマのための文字コード技術入門

水曜日, 8月 25, 2010

翔ぶが如く〈8〉



明治十年二月、ついに薩軍が鹿児島から熊本城めざして進軍、西南戦争が始まる。

司馬さんの調査に寄って読み進めると
薩軍は桐野利秋と篠原国幹が中心であり、西郷隆盛はただの象徴となり口をまったくはさまなかった
二人、特に桐野は、少人数の戦闘では天才的なものがあったが、この規模の戦争を指揮するには戦略も何もなかった
薩軍が熊本城を落とすにはたけやりで充分、と

事実、この当時の政府はすこぶる評判が悪く、多くが薩軍に買って欲しいと思っていたし、事実勝てるだけの戦力もあったとのこと
この当時の明治政府の目的は近代化して欧米に追いつくこと、民主化などは板垣退助も思い出したように言い出しただけで、当時の政府要人で思想があったのは木戸孝允ぐらいであったという。

村田新八のほうが桐野や篠原よりも戦略など勝っていたが、薩軍は
西郷大将が、桐野少将と篠原少将を従えて明治政府に意見をしにいく
という名目があったので、文官であった村田新八は表立てなかった。

余談ながら、熊本城は加藤清正が農業をはじめとして人望熱く納めていた。
また、徳川時代は家康の方針により島津家の抑えの役割を果たすため細川を充てていた。
そのため守るに硬く、決して落としやすい城ではなかった。

また、後半は乃木希典が中心になる
一般的には乃木希典は名将と言われているが、司馬さんの評価では愚将
経験もなく(西南戦争のこの時はまだ)年も若い乃木が、他の優秀な人物より地位が上と評価されていたのは、長州出身で山形有朋などから引き上げられた以外の理由がない
と言い切る。
この時点でも薩軍に負けてすらいないのに敗走を重ねたり、部下の吉田(乃木より年長で筆者の調査では乃木よりはるかに優秀だった)を無駄死にさせてしまったりなど。

全10巻もあと2巻。しんどかったじきもあるけどがんばるぞ(笑...

★★★

月曜日, 8月 23, 2010

裸でも生きる――25歳女性起業家の号泣戦記




マザーハウスを運営する山口さんの初執筆書籍
この書籍もLoveGarden氏のblogに詳しい

いや、この人の行動力が素晴らしい
もっと自分も困難にチャレンジして頑張らねば、と思わせてくれる
マザーハウスさんには前職のkdkさんとか関わってるのかな

★★★

金曜日, 8月 20, 2010

すべては一杯のコーヒーから



先の参議院選で晴れて議員となられた著者の半生を記した著

若手企業家のカリスマであったので出版された時から気にはなっていたが他の読む本に押され結果手に取るのが今となった

とてもすごい方であるし、おそらくここに書かれているよりも壮絶な経験をされていると思われるが、飲食であれば渡邉美樹さんの書籍のほうが執筆には慣れている分だけ読みやすく共感を得やすいと感じた

★★★

水曜日, 8月 18, 2010

金融資本主義を超えて―僕のハーバードMBA留学記




ライフネット設立の岩瀬さんの著書

興味があって手に取るも期待外れ
元ネタが著者のblogらしく、もしかしたらblogであれば楽しい記事として読めたかも、と思いました

が、まとまった書籍として読むと、テーマとしてはまとまりがないし途中から何を言いたいのかがわからず放り出しました

★★

月曜日, 8月 16, 2010

ターミナル環境設定

前回に引き続き、数年後にまたMacを買う自分へのタイムカプセル的なメッセージ

Mac標準ソフト「ターミナル」およびその周辺の設定

※ターミナル
*起動 タブ
+起動時に開く 新しいウィンドウを Basic から Pro に設定
+開くシェル の コマンド を /bin/bash から /bin/zsh に設定

Settings > Window > Background > Opacity をやらしい感じに半透明に


% cat .vimrc
syntax on

set expandtab
set tabstop=4
set shiftwidth=4
set softtabstop=0
set number
set smartindent
set incsearch

autocmd FileType make setlocal noexpandtab



% cat .zshrc
alias ls='ls -G'
alias ll='ls -l'

# Macports 用
export PATH=/opt/local/bin:/opt/local/sbin/:$PATH



% cat .ssh/config
ServerAliveInterval 300


参考ページ:
http://d.hatena.ne.jp/omoon/20061109/1163069683
http://d.hatena.ne.jp/amachang/20090926/1253982602

http://gimp-app.sourceforge.net/
http://d.hatena.ne.jp/klim0824/20090718/Firefox
http://gimmick666.exblog.jp/12967796/

金曜日, 8月 13, 2010

MacBook Pro 2.4GHz 15.4インチ MC371J/A 購入

長いこと欲しいと思いつつも前回macbook13inchを購入してから
3年は我慢><
と思い毎日APPLE MacBook Pro 2.4GHz 15.4インチ MC371J/Aに恋いこがれる日々を過ごす

夏に実家に帰省していたところ、近所の量販店にて安く売っていることが判明!
2年8ヶ月で半ば衝動買い!
髪を切る金はなくてもPCは買う:)

画面も大きくなるし、一緒に使うパートナーも喜ぶぞー
と報告するもあまり喜んでないみたい...

いいねぇ、昔の人は女房とPCは新しいほうがいいとはよく言ったものだ
と半ばご満悦で使っているとふと
「Mailとかイラネ、iWebとかもイラネ」
と感じる
macはLeopardから正式に認められたUNIX系OSなので使っていてもOSがあまり遅くならないがせっかくの2~3年に一度のイベントなので一念発起
「『要らないけどほっとくか』、だとこのままずるずると丸い人間になり下がってしまうぞ!」、と自分をふるいたたせる

久々に連絡くれたamachangのblogでも参考に買ったばかりのMacを再インストール
(私がもう少しWindowsに詳しければOS遅くならずに使えるものなのかしら)

以前は言語やプリンタは消していたが
http://blog.goo.ne.jp/pcqanda/e/7b20b520b962ff3c7a1cc1ea542c547e
http://blog.goo.ne.jp/pcqanda/e/e3fb8b4db5ca8262b1a36a65b11a71ee
http://monolingual.sourceforge.net/
今回はそもそも入れない

印刷はすることがないし、しないといけない時でもセブンイレブンでジュウブンなので全部消す
言語は英語と日本語は当然として勉強を中断している中国語を決意を込めて残す...
今回から再インストールでもMailとか消せないよう、ショボーン

そして入れ終わった後に、SnowLeopardの売りの一つとしてOSの軽量化、それを実現するためにプリンタのドライバはつなげた時に入れるとのこと、ショボボーン
http://ascii.jp/elem/000/000/455/455503/index-3.html

以前は使いそうにないものを
http://q.hatena.ne.jp/1273115289
このような方法で消していたがここまで軽量化されていればいいかな
再インストールしたのに意外と効果がなかったダメージもあり

※環境設定類

*トラックパッド
+タップでクリック、ドラッグ、ドラッグの維持、副ボタンのクリック
+軌跡の速さ、ダブルクリックの間隔、スクロールの速さ、最速に

*Spaces
有効に
+Space1 ブラウザ(Firefox)とターミナル(Terminal)、仕事とか
+Space2 iPhoto、gimpとか入れたら3,4に追いやられる運命
+Space3 メッセンジャーとか
+Space4 一度動かしてしまえばあまり用がないiTunesとかエンタメ系

*キーボード
+「キーのリピード速度」「リピート入力認識までの時間」を最速に
+F1,F2などの...にチェック
+[修飾キー]->CapsLockキー:使うことがないのでControlへ変更
+システム環境設定>キーボード>キーボードショートカットで、フルキーボードアクセスのすべてのコントロールにチェック

*他
平成のブルース オレにはコミック雑誌なんてイラネ の歌詞ばりに、オレにはBlueToothもイラネ
Dashboardも便利という人もいるけど使わないのでターミナルから落とす
% defaults write com.apple.dashboard mcx-disabled -boolean true

日付はせっかく画面広くなったので日付も表示するという贅沢
せっかくなので[デスクトップと..]->[デスクトップ]から壁紙をSnowLeopardに

*Finder
[表示]->[パスバーを表示]
[表示]->[ツールバーをカスタマイズ]->[小さなサイズを表示]
[環境設定]から
+すべてのファイル名拡張子を..
-拡張子を変更する前に..
-ゴミ箱を空にする前に..


OSに近いところはこのぐらいかしら
ターミナルやFirefoxはこれから
quicksilver使っていたがなるべくOS標準のものがよいのでspotlightで代用
iTermも使っていたが今はTerminalへ

すぐに入れるアプリ
FireFox
skype
The Unarchiver
http://wakaba.c3.cx/s/apps/unarchiver.html

OnyXは重くなったら考える
rosettaはなくてもいいかな

TimeMachineとかからやるともっと簡単なんでしょうが、数年に一度こういうことをやると使わないデータやアプリの棚卸しができてよし
iTunesやiPhotoぐらいにしかデータらしいデータはないので楽は楽です
iTunesやiPhotoをクラウド化するようなビジネスをやりたいのですが投資が大変でしょうね><

しかしPCはここまで高スペックになったことにびっくり
10.6であるSnowLeopardは10.5から新機能を盛り込まず、という通り10.5からあまり変わっていない
中でもトラックパッドの動きが技術の進歩を感じさせた

一旦基本的な箇所はおしまい、つづく


iChatが便利そう
http://ascii.jp/elem/000/000/089/89629/index-4.html
Safariあまり使わないけどwebクリップが便利そう
http://ascii.jp/elem/000/000/089/89629/index-7.html


内蔵スピーカがおまけ程度から少しまともになり音楽が聞きたいもののiTunesになにもないので

ブルーハーツ 平成のブルース
の気分だったのでリピートして聞きながら作業をしましたとさ

水曜日, 8月 11, 2010

金持ち父さんの投資ガイド 入門編



本書も蔵書整理のために手に取る
とても良著ではあるが、金持ち父さん貧乏父さん金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラントで触れられていたようなことも多く前著で充分かもしれない

以下には、その中でも印象に残った言葉やフレーズ

・前著でもふれられていたESBIの図
Employee
Self-Employed, Small Business
Business Owner
Investor

・投資はプランだ
投資とは5ドルで買った株を30ドルで売ることではない
それはその人のプラン/成功の足を引っ張ることもある

・投資は危険ではない
経験、知識、知恵、洞察のない投資家が危険
投資家自身が一番の資産になる

・言葉が人を金持ちにする
自分が発するプラス/マイナスの言葉が、語彙が自分を作る

投資家はいくら上がるかばかりを気にするが、真に気にすべきはどのぐらいの損失までを自分が許容できるかだ


★★★★

月曜日, 8月 09, 2010

翔ぶが如く〈7〉



いよいよ西郷が立った
政府が西郷隆盛暗殺を本当に企画していたのかどうかわわからない
中原ら密偵を放ち探らせたところまでは事実であるという

著者は少し曖昧にしているものの
大久保利通自身は考えにくいが川路利良が画策したことはありえなくはない
という推論

そこは誰にもわからないものの、薩摩私学校が先に政府施設を襲撃するという行動に出る

桐野利秋篠原国幹のこの時代の西郷の左右を固める過激派ですらも驚き
なんと早まったことを
と考えるがこうなった以上は戦しかないと西郷に抑えられていた過激派が復活する
反対派や中立派も、普段極端に無口の篠原の
つまり死をおそれるのか?
という言葉に群衆がトランス状態に陥ってしまう

ちなみに篠原は天皇に軍事演習を褒められ、一説には「篠原に習うように」と言ったことから習志野という地名になったという逸話もあり、桐野と並び私学校からは人望があった

逆に、幕末に西郷が活躍していた時期に左右にいた西郷従道大山巌からは軽侮の目で見ていた

東京政府の誰もが、薩摩の私学校の暴発を抑えていたと思われていた時代の巨魁西郷は一言で去る
自分は、何もいうことはない
一同がその気であればそれでよいのである
自分はこの体を差し上げますから、あとはよいようにしてくだされ

金曜日, 8月 06, 2010

ゴミ投資家のためのインターネット投資術入門



以前一読した本書も整理のためざっと再読

現代投資理論を書いたためか、エクセルや数式でページにほとんどのページが割かれているので斜め読みで終了

★★

水曜日, 8月 04, 2010

ゴミ投資家のための海外ファンド入門



以前一読した本書も整理のためざっと再読

現在ほどETFが充実していなかったので、一般投資家は選択肢なくいわゆるファンドを購入するしかなかった、怪しげなファンドを購入する前には必読の書であると思われる

例えば信託報酬を0.4%とすると、10億の運用資産があるところでも年間400万がその運用会社に入る報酬となる。10億というと多いような気になってしまうがこの額で善良な運用が行えるわけがないので途中から償還を待つだけのゾンビファンドと化す。10億は極端にしても多かれ少なかれ同じでリスクは一方的に投資家だけがもつ構造となっている。

★★★

月曜日, 8月 02, 2010

ゴミ投資家のためのビッグバン入門



以前一読した本書も整理のためざっと再読

書名こそちゃらちゃらしているが、・外債ファンド・海外預金外貨商品の基礎的なことがわかりやすく書かれている

また、郵便局の利子が1円未満切り捨てであった事例を紹介
同じ100万でも
1,000円×1,000口預けると1.2%程度の利回りとすることができ
さらには3~4日で解約をすることによりそれでも1円利息がついたので9%程度まで利回りを上げることができた
下記の参考アドレスによると改訂されたのは2005年なので実に7年程度はやるやらないは別として9%で回せたということ

参考:
http://homepage3.nifty.com/ysk-notepad/Y20ZEI07.HTM

本題の海外口座よりも全体的な解説が知識として役立った