水曜日, 3月 31, 2010

B/S集計:2010.02

月に一度のB/S集計
2010.02

現金 : 60.2% (現預金/MMF)
内外債 : 14.1%
外貨 : 0.0%
元自社株 : 9.3%
日本株 : 2.9%
アジア株 : 13.4%
内外REIT : 0.1%
欧米株 : 0.0%
Total : 100%

2月末時点の資産集計

日経平均でいえば10,000円から11,000円のボックス圏相場に
現在はあると見ていたので、高値付近でキャッシュ化しておいた結果
上昇のおいてけぼりにされました。

また、ずっと注目していた日立も任天堂も、底を探っていたら
仕込めないまま上昇を指をくわえてただみているばかり。
投資は難しす

月曜日, 3月 29, 2010

知的武装 金言集Part.II



大前さんの信者としてはとりあえず読んでおくかと手に取る

信者なのでかまいませんが内容は同じです

大前研一通信、という大前さん出版の月刊誌をまとめたものです。
先日電車内で大前研一通信を熱心に読んでいる若い女性がいてびっ
くりしました。

★★★

金曜日, 3月 26, 2010

ウェブ進化論



昔読んだものの整理のため本棚を引っ張り出し再読

この方は起きている事象をまとめる能力に優れているため、IT業界に携わる人
よりもITに興味はあるものの生業とはしていない方は勉強になると思う。
IT業界にいると「うまくまとまってるなー」という感想に終わってしまう。

また、この方はすぐれた洞察力や幅広い人脈を持っているにも関わらず、
「日本のITは残念だ」
という発言が話題になった。

進んでる分野もあるし別に残念だと思わない。
アメリカ型だけが正しいという先入観があり過ぎでは?
そもそも日本のITを語る前に、本人は何を実現した人なの?コンサルでしょ?

という声がネットでは当時上がった。

人間、特に日本人は危機をあおられることが好きなので、おそらくそれを
狙った意図的な発言だとは思いますが。

業界関係者には★2ぐらいだと思いますがよくまとまっているのでお勧めです。
★★★★

水曜日, 3月 24, 2010

社長になる人に知っておいてほしいこと



幸之助さんの本は何度も読んだ

改めて本書を読むと、当時からワークシェアリング的な考えも実践されていている。

「会社はこの通り厳しい状態。誰一人切らんから交代で休んでくれ」という施策だったり。

松下電器はうまくいっているのに、親の代から取引しているうちは最近うまくいかんぞ
という意見をいう取引先に対して
「商売は小便が赤くなる(商売が心配でたまらず明日にも自殺を考える状態)
ような経験を2度3度してはじめて一人前。
そんな経験もしていないのに文句言うな。そういう状態になっても儲からない時
初めて文句行って来い。それまで勉強してこい。」
常人ではこう言われたらもう何も言い返せない。

無理に売るな。客の好むものも売るな。客のためになるものを売れ。

幸之助さんの信者であればお勧め
★★★★

月曜日, 3月 22, 2010

ホリエモン×ひろゆき 語りつくした本音の12時間 「なんかヘンだよね・・・」



堀江さんと西村さんの対談

二人ともいい意味で子供なんだと改めて感じた
子供は
自分のやりたくないことはやらない
やりたいことはとことんやり続ける
2chにしろLivedoorにしろ立ち上げや維持には相当のパワーが必要だったはず
それを二人とも苦労を表に出さなかったのは
「苦労なんてしてないよ、だって楽しかったもん」
ということと思われる。

「日本のITは残念」と発言し話題になった梅田さんに対して
「日本のITは進んでる、進みすぎて海外に持っていっても受け入れられない」
という論。

たしかにGoogleやAmazon、MicrosoftやAppleが日本国内で跋扈する姿は
忸怩たるものを感じるが、すべてが独創的というよりもうまく商業に乗せた
という企業であるし、そうであれば日本でも楽天はがんばっている。

Googleは土地代の安いAmericaで数多のサーバをならべ大々的にgrepをして
いるだけ。Amazonはあの流通力と集客力を持てるまで投資をし続けたシリコン
バレーの勝利。またAppleこそ、デザインは確かに独創的なものの、製品と
してはやはり商業ベースに乗せる天才集団、というべきかもしれない。

また、メディアや裁判制度に幸か不幸か二人とも必要に迫られ詳しく
なっているところが印象的。

★★★

金曜日, 3月 19, 2010

年金・月21万円の海外暮らし (2) チェンマイ・ゴールドコースト




前著が参考になった記憶があったので手に取る。

チェンマイとゴールドコーストを取り上げる。
ポルトガルも載せていたようだが日本から遠すぎるという理由から文庫では割愛。

前著よりもテンポが悪い気がした。
前著を読んだのはかなり前な気がするので私が変わったのだろうか。
ますます生活にシンプルを心がけるようになったのか、
必要な直前にまた買えばよくて、それまでamazonなりbookoffに預かってもらえばいいのでは?
という考えが進んだ。

★★

水曜日, 3月 17, 2010

年金・月21万円の海外暮らし〈1〉ハワイ・バンコク・ペナン



将来は一カ所に定住せずに暮らしたいと考えているため以前購入

作者は自分に合う場所を見つけるべく、各地の2~3ヵ月の滞在を行っている

今回はハワイ、バンコク、ペナン、の滞在記をつけている

作者の理想の場所選びのポイントは7つ

治安のいいところ
海に近いところ
暖かいところ
食べ物がおいしいところ
人々の優しいところ
物価が安いところ
片言の英語が通じるところ

実際に滞在する直前にまた買って読めばよいかな

★★★

月曜日, 3月 15, 2010

商人龍馬



「今までにない龍馬!」というので手に取りましたが、まぁ普通でした

一説にあるような、
龍馬は西郷隆盛の一諜報部員のような位置づけだった
という説を唱えるのかと思いきや、途中から龍馬の力が発揮された。

睦奥宗光の大政奉還後の言葉が印象に残る。
「坂本は経世史上の一大傑物で、その融通変化の才に富めること、その識見・理論が高く、他人を納得させ、感銘させる能力は当時の人材の中で右に出るものはなかった」
おそらくかなりのコミュニケーション能力の持ち主だったと思われる。

あと、桂小五郎はともかく、高杉晋作が奇兵隊を止めることができない
みたいなくだりがあって、さすがにそれはないでしょ、と思った。
山県有朋は生涯「松陰先生門下生」と称し続けた松蔭先生と
同じく高杉晋作も崇拝していたはず。

★★★

水曜日, 3月 10, 2010

ケータイハック ケータイをビジネスに活かす89の方法



立ち読みしてぱっと見開いたページが自分の知らないことだったので購入

11. ICレコーダでミーティングを録音する
=>docomoでは音声メモ。5~10分で1MBなので手軽に使える。

16. よく利用する駅の時刻表を画面メモ

31. 約束の時間ぴったりにメールを送る方法
=>タイマーメール iMenu->メニュー/検索->メール->iモードメールPlus

49. QRコード
QRのススメ

55. 画像を非表示にして
=>メインメニュー->iモード->iモード設定->画像表示設定

61. ワンタッチで留守電に切り替える
=>着信音が鳴っている間に[メモ]押下

67. 置き忘れたケータイを遠隔操作でロック
=>おまかせロック 0120-524-360 に電話か MyDoCoMo から
おサイフケータイなら、「遠隔ロック」機能も
ケータイお探しサービス

81. 録画したテレビ番組を観る
=>ワンセグで深夜早朝の英会話講座等を予約録画して後で観る

89. 災害用伝言板

月曜日, 3月 08, 2010

希望を捨てる勇気―停滞と成長の経済学



少し難しかったですが読了
内容は池田信夫さんのblogの総集編的な感じでしょうか

やはりこの人の文章は短いものでないと読んでいて疲れるな...
不必要に喧嘩腰のところとか...

金曜日, 3月 05, 2010

B/S集計:2010.01

月に一度のB/S集計
2010.01

現金 : 50.4% (現預金/MMF)
内外債 : 14.0%
外貨 : 0.0%
元自社株 : 13.6%
日本株 : 6.7%
アジア株 : 15.1%
内外REIT : 0.1%
欧米株 : 0.0%
Total : 100%

1月末に資産集計自体は済ませていたものの
どんどん溶けていく資産にげんなりしていたのと
嫌なことも続いていたのでblog自体を止めていた。

いつまでもそうも言っていられないので
2月末集計分も近日中に記載予定。

全体的には中国株の下落が痛い
中国株というよりもリンクしているドルが弱かったのが
原因としては大きいだろう。少しポジションを解消中。

元自社株が記念配として配当を出すそう。
代表の方は
「配当は悪だ。二重課税で投資家の資産を減らす」
と当時は盛んに言っていたが、周りの影響もあり方針転換か。
思ったより株価は下がらないのでいいおこずかいにはなりそう。

水曜日, 3月 03, 2010

知的幸福の技術―自由な人生のための40の物語



日経新聞の日曜版に連載されていた内容を単行本化した
雨の降る日曜は幸福について考えよう Think Happy Thoughts on Rainy Sundays
が文庫化されたので早速読んでみた

具体論というよりはニヒルにドライにコラムしてみました、という感じ

関係者全員が権利を最大化しにいく介護保険は制度上崩壊するようにできている
ホームレスの収容施設をニューヨークのように民営化しろ
自殺志願者に安楽死を合法化しろ
公務員は障害者に席を譲れ
#事務ができれば障害がハンデにならない仕事を健常者が独占している、譲れという意

など今まで語られなかったネタもあるよ

月曜日, 3月 01, 2010

社長島耕作 5



読む前にamazonで評価を見たところ、最低だったので
「課長時代から読んできたけどそろそろ潮時かしら」
と思いつつ読み始めた。

が、なかなかどうして、ここ最近の巻では一番勉強になった。
昔:企業戦士サラリーマンはかくあるべし
今:昨今のビジネスの話題を伝える、飽きさせないようにワイドショー的な内容も
という変遷か

前巻はロシアが主な舞台だったが今回は中国

作者が前書きで中国の強みについて3つ挙げている

1. 13億というマーケット
2. 世界が投資し、結果先端技術が集まってくる
3. 21世紀の主役産業(を支える)、レアメタル/レアアースが大量に埋蔵されていること

本巻では3を中心に、2にも触れている

民族問題として報道される、ウイグル自治区/チベット国境/モンゴル問題は
内モンゴル:大量のレアアース
チベット自治区:かん水リチウムで世界3位の埋蔵量
ウイグル自治区:ニオブ/タンタルなどの希少資源、天然ガス田
があり、中国が民族的にも異なるこれらの地域を手放すことは絶対に無い

日本は世界一のリチウム技術を持っているが、100%輸出に頼っている。
(70%チリ、30%カナダ)

都市鉱山(廃棄パソコン/携帯からのレアメタル取り出し)の実現はあと5~10年後

海水からリチウムを採り出すコストは現在の方法の20倍かかる。
10~20年後目処で海水からリチウムを取り出すコストが下がれば、
あらゆる分野でコストが下がりエネルギー革命が起きる。

また、民主党が公約した
CO2を90年比で25%削減
というのは、今まで努力してこなかったヨーロッパの90年比20%削減と
異なり、今まで削減努力をしてきた日本に取っては、乾いた雑巾を
しぼるようなものだと作者もいう。

ま、その頃には鳩山さんも辞めてるから、ワイドショー受けしそうな
かっこいいこといいたかったんでしょうな。

作者の理想の女性?の大町久美子はいい味を出してます。