金曜日, 10月 29, 2010

マンガでわかる トヨタ式カイゼン (宝島社文庫)



マンガとして見ているからだろうか、絵のレベルがめちゃくちゃだしストーリーも残念だし
絵の適当具合が気になって本質のトヨタ式がかすんじゃうレベル

トヨタ式の書籍を読んだことがない人ならとっつきやすくよいかも

★★

水曜日, 10月 27, 2010

MBA留学ハンドブック~思い立った瞬間から卒業するまで~



以前MBAに興味があった時に手に取り読了

この書籍に触発されたわけではないが、一時はSFに永住している叔母に
UCバークレーいくからお世話になるね!
と話を進めていたほど

その後いろいろ考え、
IT系企業のみだが二度スタートアップ時期から上場まで関わった経験をすでに持つ自分としては学ぶことも多いもののロジカルに投資対効果を判断できない

と考えていたところ、Chikirinさんのblogにもあるような考えに至る
http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20091215

それにそもそも自分自身がアカデミックな分野には向いていないことを思い出す

私のことはさておき、本書は半分MBA紹介本/半分自己啓発本的な内容で良著と思われる
MBAいくにはお金がない。って借りられるって、できるって!
MBAいくには若くない。って遅すぎることなんてないって、大丈夫だって!
などなど

でも、さめたのは
途中からみんなできるだけいい就職先への就職活動に入る
という内容

起業だけがすべてではないだろうけど、もう若いとはいえなくなってきている貴重な時間と潤沢とはいえない資金を使っていくMBA。そこまでして誰にも雇われたくない。もう短い人生雇われてる暇なんてないですから(キリッ

★★★

金曜日, 10月 22, 2010

経営思考の「補助線」



ボスコンに所属されている御立 尚資さんが日経ビジネスオンラインに連載している記事

※地上波TVをすべてHDに録画できる製品
・CMが全部スキップされるかと思いきや一部は見てしまう
=>コンテンツとしてパワーをもつ広告の価値が相対的に高まる
・プレースメント型広告が増える

※失敗学
失敗学で有名な畑村洋太郎氏の言葉
「技術の進化に伴い、建造物や工業製品が複数のシステムの複合体となってきている」
「一方、人間の側は、システムが問題なく働くことを前提に行動するクセがどんどん強まり、自ら危機やトラブルを予測する能力が落ちてきている」
「その結果、マン・マシン・インターフェースの部分を中心に、予想もしない大きなトラブルが発生しやすくなってきた」
確かにそうかもと納得

※若者が経済成長を実感できないことについて
自分ががんばって働ければ会社が成長して社会も成長して結果自分もいい生活が送れる
ということを言っても若い人たちはぴんと来ない、それは社会に出てからずっといわゆる不況と言われ、社会の成長期を経験できていないからだ、と著者は言う。

私がどこまで若いかは今は微妙な時期なので置いておくとして、
「自分ががんばれば会社が成長するってそりゃ実感できるだろ~。小さい会社を経験したことがあるかないかの違いか?」
と思ったのだが、ふと考えてみると、確かにそれは会社どまりで、自分や自分の会社の努力が社会全体を成長させていると実感できるかと言われると微妙かも

★★★

水曜日, 10月 20, 2010

減らす技術 The Power of LESS



いかにやるべきことを少なくして集中し効率を高めることで「本当に達成したいことに近づくか」を書いた本

この手のLifeHacks的な本は多々あると思われる
が、本書はその中でもSimpleにまとめられ読みやすく短時間で読了できる

持たない暮らしという良著(というか現代人には当たり前??)があるが、それのモノだけでなく全般に広げた感じ


ちょっとamazonからのレビューからも拝借しつつ

○12の基本習慣
(1)毎朝3つ、その日の最も重要なタスク(MIT)を決定
  →朝一番に最も重要なタスク(MIT)を処理
  →毎日のでなく長期の目標/タスクも、3つのうち最低一つは自分の人生の目標
(2)シングルタスク(1つのことに集中)を徹底し、あれこれ切り替えない。
 →達成しやすいタスクを設定し、全神経を集中!
  疲れたら、ゆっくり深呼吸してリセット。タスク達成まで継続
 →達成しやすいゴールを設定&公表。成果を毎日報告。いつも同じ時間に行い、身に付いたことを祝う。
(3)"受信トレイ"を空にする
(4)メールチェックは1日2回(著者は10時と16時)
(5)毎日5~10分エクササイズ
(6)インターネットの接続を切って仕事
(7)毎朝のルーチンをこなす
(8)野菜とフルーツを毎日たくさん食べる
(9)デスクまわりを整理整頓する
(10)ショートリスト(やることリスト的なもの)にない頼まれごとに「ノー」と言う
(11)整理整頓(1日15分~)→特に机。引き出しからでもOK
(12)メールの返事は5文まで

メールでもRSSでも書類でも自分あてに来るものはなんでも受信箱
油断しているとこれらの処理で人生が飲みこまれかねない
また著者の言うように気付くとネットに長時間費やしてしまうと言うのは一種の中毒
一度ネットから距離を置いたほうがよい、そうしないとネットも自らの人生を丸ごと飲み込む
その点は納得、気づいたらネットにどっぷりだからなぁ...

★★★★

月曜日, 10月 18, 2010

DIPS(デイップス)運動



前著知的生産性向上システムDIPSをどのように組織に浸透させるか、という本
前著を読んでいなければ読んだ方がよい
前著を読んでいなければ多くのことはカバーされている

★★★

金曜日, 10月 15, 2010

知的生産性向上システムDIPS(ディップス)



大学時代から5~10年働いていた某社の某代表の方が聖書の勧誘のように、社全体に勧めていた為当時購入、一読後放置

仕事を依頼する時も受ける時も、「目的はなんなのか?」というタスクブレークダウン大事
根回し大事
人間集中できる時間はおよそ2時間(マックスII)
雑用や割り込みは必要悪として存在する、そのため例えば下記のような時間割りを作る(防衛の三○)
そして集中時間は邪魔をしない、たとえ電話がかかってきても次の防衛の三○に折り返す

9:00 始業
|| 防衛の三○
9:30
|| マックスII
11:30
|| 防衛の三○
12:00
|| 昼休み
13:00
|| 防衛の三○
13:30
|| マックスII
15:30
|| 防衛の三○
16:00
|| マックスII
18:00

他にも語呂合わせ的なTIPSたくさん

★★★

水曜日, 10月 13, 2010

これだけは知っておきたい ネットワークの常識



初心者向けと中級者向けの内容が混じる
IXであったりBGPであったり学習しにくいところにも触れられている点はよいと思われ

本書であれば、同時期に出された
これだけは知っておきたい サーバの常識
がオススメ!

★★★

月曜日, 10月 11, 2010

Googleの自動操縦自動車報道

シリコンバレーではエンジニアは上場益と言ううまみのなくなったgoogleからfacebookやtwitter移っていると言われて久しい。
が、やはり人々の生活に影響を与えにくるgoogleはすごい。

http://agora-web.jp/archives/1106595.html
http://www.nytimes.com/2010/10/10/science/10google.html
http://www.ideaxidea.com/archives/2010/10/google_car.html

ITのキープレイヤー達の主戦場がPCからスマートフォンと自動車に移っていくことは自明だが、ここでgoogleがしかけてきた

「『「売上』の12%を自動操縦の研究開発に充てている」とは知らなかった
これは相当な力の入れよう
また、上記事では「アンドロイドへの開発費用はすでに回収」とあるが「投資費用」の意味かな
買収後当然開発費もかけているだろうけど、もともとアンドロイドはchromeOSが戦えるまでのつなぎとして買ってきたものだし
どちらにしても、これからがスマフォの戦いが本格化する時なのに、基本部分はすでに回収しているとは、これもすごいことだな

電気化とIT化はもちろん別のものであるものの、現実的には同時並行的に進んでいく
自動車メーカは、トヨタがシリコンバレー系のベンチャーと協業するように、危機感を持っている
ソニーのようにハードだけ持っていかれて、ソフトウェアプラットフォームを奪われることになるんじゃまいかと危惧

今までのガソリン車というのは確かに技術の権化のようなものがあるが、電気化がそれをオールリセット、むしろ家電メーカのほうを有利にしてしまう
ハイブリッドという技術は一気に電気化を進めたくないための自動車メーカの一時バッファみたいな技術だし

実用化には少なくともあと8年、というのが残念
とはいえ久々にわくわくする楽しい試み

金曜日, 10月 08, 2010

時間の「投資」術!―人の10倍効率を上げるカリスマ弁護士の 1分1秒を、徹底的に“有効活用



よくビジネス書や自己啓発書に出される例だけど
カーネルサンダースは65歳でケンタッキーのフランチャイズ活動を始めた
また、マクドナルドの実質的な創業者のレイ・クロックは50を過ぎてからマクドナルド兄弟に会ってマクドナルドのフランチャイズ化を始めた
参照
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF
(本書ではレイ・クロックの例は出てないけど)

年だからやってもできない。brabra
など
「人間はネガティブな言葉を口にすると、現実にそのような人生しか送れなくなってしまう」
「迷っているうちに時間が過ぎる。結局何も着手できないでいる人が多い。これは何かをやって失敗するよりもっと悪い。」

他にはtipsとして
・仕事にウォーミングアップは要らない、いきなり始めろ
・睡眠時間大事、必要なら昼寝しろ。就寝/起床/食事の時間をパターン化
・仕事は邪魔が入って当然、遊びを持たせるべし
・きりのいい時間にこだわるな、分刻みで行動しろ

★★★

水曜日, 10月 06, 2010

金持ち父さんの投資ガイド 上級編



本書も蔵書整理のために手に取る

金持ち父さんの投資ガイド 入門編の続編

とても良著ではあるが、金持ち父さん貧乏父さん金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラントで触れられていたようなことも多く前著で充分かもしれない

以下には、その中でも印象に残った言葉やフレーズ

ワイキキビーチ沿いの通りで小さな観光客用みやげ物店
「坊や、きみは今まで私が会ったセールスマンのなかで最悪だ。でもがんばってやり続けることだ。きみがその恐怖心を克服できたら、明るい世界が開けるだろう。今やめてしまったら、私みたいに一年三六五日、週七日、一日十四時間、このカウンターの後ろに座って、観光客が入ってくるのを待ち続けることになる。私がここで待ち続けているのは、外に出て、きみがやっているようなことをするのが怖いからだ。恐怖心を克服するんだ。そうすれば、世界が開ける。恐怖心に負けたら、世界は年ごとにちいさくなっていく」

著者が読者に訴え続けるのは
ESBI(Employee,Self-Employed/Specialist,Business Owner,Investor)のBI側を生きること
そして失敗しても何度も挑戦すること
自分もESは卒業できつつあるので、今後はよりアグレッシブにBIを伸ばしていくことを決意したのであった(了

★★★★

月曜日, 10月 04, 2010

一橋大学ビジネススクール「知的武装講座」



一時期の目標として20代で経済的には引退し、30あたりからMBAを取りに行きたいとぼんやり思っていたため、昔MBAに興味があった当時に購入、放置。

今回整理のため引っ張り出しざっと眺めたがつまらなく飛ばし読みさえしていない

やはり自分はアカデミックにはあまり向いていないのかも

すべての文章が解説者のように、って解説者なんだろうけど表面だけ上滑りしている感がある

金曜日, 10月 01, 2010

エコ経済革命―地球と経済を救う5つのステップ



大学時代に環境問題に関わるようなことを生業にしたかったのでいつだったかに購入
今でも興味はあるもののITのほうが面白く、環境に対する活動の機会がない。
加えて経済への学びを深めると
環境問題 = 人口問題
という現状があり、たぶんに政治的になってしまうことを理解した。

著者は環境分野の第一人者とも言えるレスターブラウン氏

理系(農学部)出身なので、技術的な話もあれば経済や税、文化の面からも氏の提言が続く

以前初めて読んだ時は良著っぷりに感動し保存していた記憶があるが冷静になり読了

★★★★