月曜日, 10月 11, 2010

Googleの自動操縦自動車報道

シリコンバレーではエンジニアは上場益と言ううまみのなくなったgoogleからfacebookやtwitter移っていると言われて久しい。
が、やはり人々の生活に影響を与えにくるgoogleはすごい。

http://agora-web.jp/archives/1106595.html
http://www.nytimes.com/2010/10/10/science/10google.html
http://www.ideaxidea.com/archives/2010/10/google_car.html

ITのキープレイヤー達の主戦場がPCからスマートフォンと自動車に移っていくことは自明だが、ここでgoogleがしかけてきた

「『「売上』の12%を自動操縦の研究開発に充てている」とは知らなかった
これは相当な力の入れよう
また、上記事では「アンドロイドへの開発費用はすでに回収」とあるが「投資費用」の意味かな
買収後当然開発費もかけているだろうけど、もともとアンドロイドはchromeOSが戦えるまでのつなぎとして買ってきたものだし
どちらにしても、これからがスマフォの戦いが本格化する時なのに、基本部分はすでに回収しているとは、これもすごいことだな

電気化とIT化はもちろん別のものであるものの、現実的には同時並行的に進んでいく
自動車メーカは、トヨタがシリコンバレー系のベンチャーと協業するように、危機感を持っている
ソニーのようにハードだけ持っていかれて、ソフトウェアプラットフォームを奪われることになるんじゃまいかと危惧

今までのガソリン車というのは確かに技術の権化のようなものがあるが、電気化がそれをオールリセット、むしろ家電メーカのほうを有利にしてしまう
ハイブリッドという技術は一気に電気化を進めたくないための自動車メーカの一時バッファみたいな技術だし

実用化には少なくともあと8年、というのが残念
とはいえ久々にわくわくする楽しい試み