これはロウニャクナンニョ読んだほうがいい良著です
まず、経済とは人口の波、もっというと労働人口の増減で多くが説明ができること
#労働人口の中でも50代前半ぐらいの子供の養育に嫌でもお金が出ていってしまう世代の人口が特に象徴される
これはタイトルが悪くて、たぶん出版社にキャッチーなタイトルをつけて、と言われてこうなったんだと思われますがそれが原因でアマゾンの書評でも叩かれてます
もっとふさわしいタイトルは景気と人口とかそんなんですかね、時間かければもっといいキャッチコピー思いつきますがフインキだけでも
なぜデフレかって言うと本書でいう人口の波よりも、グローバル化、つまり各国の距離が近くなってしまいモノの値段がアービトラージされていっている影響のほうが大きいんじゃ?と私は想像します
あまり深く考えてない論なのでおかしいこと言ってるかもですが
デフレと不景気は別物なのにあたかも双子や親戚のように語られ思われていることがいろんなことの原因になっていそう
デフレだけど好景気って需給の関係から、起こりにくいけど別に起こってもおかしかない
なのにそれを多くの論者論点が一緒に議論している気がする
私個人としてもデフレは感じるけど不景気だとはあまり思わないし
ま、「不景気が当たり前の世代だからそれしか知らないんだよ」と言われちゃえばそれまでなんですが
不景気でも好景気でも、努力するやつとしない奴がいるだけな気がする
あれ、こんなところでなんかかっこいいこと言っちゃった気がする...
不動産バブルにしても団塊の世代あたりが金の卵として地方から送られてきて、彼らは土地を相続できるような長男ではなかったので一時的に需要が高まったという論点
著者は、人口オーナスになるのは仕方がない前提で著者は以下の3つを提言してます
1.女性の社会進出
外国人を受け入れると言葉の問題や賃金の問題などで地域自治体に負荷がかかる
なぜ教育も必要なく即戦力になる女性をもっと活用しないのか
2.お年寄り->若者にお金が回す
日本は自動車販売量のような派手な数字だけじゃなく、一人あたりの輸送量や水道利用量のような数字も減っている
これは「将来病気になった時に」備えた不安の先物買いがお年寄りの気持ちにあるから、それを必要だけど足りない人に回す
本書ではこういう提言が多いんだけど、自分が年寄りだったら気分悪いなぁ。年寄りじゃなくても多少気分悪かった。
そうは言ってないと著者は否定するだろうけど、経済的には不要な人たちという数字の見せ方だったので。
年寄りがピンコロでいけて万一病気になった時も安心できるようならばんばんお金を使ってくれるんだろうけど難しいね。
社保庁とか要らないのに、、って論点がちがくなってくるからこのあたりで。。
3.外国人旅行客を増やす
日本の経済規模を考えるとまだまだまだ足りない!
当たり前のことが書いてあるようでも読んでみるといい本だと思います:)