月曜日, 10月 05, 2009
ツイてる!
商人斎藤一人さんの新書、読みやすい。
新体操の試合を以前ひとりさんが見ていた。
わずかに実力で劣るが容姿に優れるAとその逆のB。
勝ったのはAだった、これはひとりさんから見るとしごく当然。
Aは昔から「きれいだね、かわいいね」とみんなから言われている。
自然と
「今日はいい日だ、ツイてる」
と思いその積み重ねで
「私はツイてる星の下に生まれているんだ」
と人生そのものをツイてるととらえる。
そういう人は"ここ一番"というときのノリが他の人と全然違う。
AとBの勝負ではない、それぞれと天が勝負しているから。
昔は100mを10秒切って走れる人はいなかった
無理だ、という先入観があったから
その証拠に一人が壁を打ち破ったら次々と出てきた
「人間は、みんな、人間関係を修行するために、この世の中へ生まれ出てきている」
そして、その中で結婚が最大の修行、という著者の持論
夫婦というものは世界で一番相性が悪い者同士が好きあって
一つ屋根の下で暮らすから。
が、結婚はしたほうが良い
結婚式が終わるまでがしあわせ、別れたときは、倍しあわせ。
その上夫婦でいる間に修行になるから。
成功は保険と同じく前払い。
最初に人に得をさせる、何もしてくれないうちから得をさせるべし。
たいていの人は「あなたが親切にしてくれたら私も親切にします」。
それは保険金を払っていないのに、「お金を下さい」と言ってるのと同じこと。
得をさせる手段の有効な一つとして
「おめでとう、よかったね」「偉いね。がんばっていたもんね」
と人を褒めてあげるべし。
ブックオフで購入のため付属のCDがないのが残念でした。