月曜日, 6月 21, 2010

義経〈下〉



木曾義仲を京から駆逐した後は平家を一の谷/屋島/壇ノ浦で
ことごとく壊滅させる。
一度だけであれば"たまたま"ということもあるが、わずか数十人で
連戦連勝。

まだ戦争が未発達であった時期とはいえ、この後の歴史をみても
ココまでの戦の天才が義経に比肩する人物がいるだろうか。

いつも
数少ない肉親である兄に認められたい
これで兄は自分を認めてもらえるだろうか
と常に思いながら、兄頼朝は弟義経に嫉妬し続け
---義経こそ賊である。追討せよ。
と勅命が下り、兄のために戦争マシーンのように働き続けた
義経は逃げに逃げ最後自害した。
★★★★