金曜日, 7月 23, 2010

翔ぶが如く〈6〉



この巻では主役が大久保や西郷から
実質倒幕/明治政府樹立以上の意味を持っていた廃藩置県で自分たちの権益や尊厳を破壊された士族たちが廃刀令で振り切れ、その結果、神風連の乱、秋月の乱を起こしていく、その活動に主眼が移っていく。
この時の鬱積が右翼の起源となった。

日露戦争で日本を勝利に導く名将・児玉源太郎、乃木希典も登場

歴史の書を読むたび「歴史はつながっている」と感じるが、この年代になると現代にダイレクトにつながってくるのでその点でも驚きを覚える。