(1)(2)を読んでいる時はどうしようかと思いましたが、、この御巣鷹山篇は読んでよかった、いい作品。
(1)(2)は読まずに(3)から読んでもいいんじゃないかと。
なぜか私子供のころの記憶はあまりなく、この事件のこともあまり覚えていないがこの本を読むと事故の悲惨さは伝わってくる。
事故の詳しい事実関係は
Wikipedia:日本航空123便墜落事故
に詳しい。
また、Youtubeに当時の貴重な映像も上がっています
まさに戦争跡ですね
私も必要な時は飛行機に乗らざるを得ないので、各航空会社の皆様には風化させることなく安全の徹底を心がけて欲しいと思います
http://www.youtube.com/watch?v=ReowcEJu81I
http://www.youtube.com/watch?v=tvbxP_fU-Mg
http://www.youtube.com/watch?v=bHxZPWIx5_c
http://www.youtube.com/watch?v=X0maxyADNWw
印象に残った箇所を抜粋
P162~
ある家族は24年間一緒に暮らしてきたが気が動転して身体的特徴をほとんど伝えることができない
ある家族は脇腹にある傷から、鞄に入れてあるものの順序から、手がかりになりそうなことを細かに伝えている
ある父は、墜落までの危険な状態が30分も続いたので、大切な家族に遺書を残した
マリコ 津慶(つよし) 知代子 どうか仲良く がんばって ママをたすけて下さい
パパは本当 に残念だ きっと助かるまい 原因は分らない 今5分たった
もう飛行機 には乗りたくない どうか神様 たすけて下さい
きのうみんなと 食事したのは 最后(さいご)とは 何か機内で 爆発したような形で
煙が出て降下しだした どこえどうなるのか 津慶しっかり た(の)んだぞ
ママ こんな事 になるとは残念だ さようなら 子供達の事 をよろしくたのむ
今6時半だ 飛行機は
まわりながら 急速に降下中だ 本当に今迄は幸せな 人生だった と感謝している