会長室篇読了
私の好みでは、御巣鷹山篇>会長室篇>アフリカ篇
が、親しい友人、お世話になっている人にそういうと、「え?そこ?とはいえ好みの問題ですからね」とのこと。
会長室篇のような題材はやはり高杉良氏だったりのほうが描写的にも読ませると思う。
小説内の人物と実在の人物の関係は
誰か昭和を想わざる 沈まぬ太陽に詳しい
日本航空に思い入れを持ち再建を志すも社内/社外からの妨害により志し半ばで退任していく国見会長の無念たるや
また、せめて遺族係に戻して欲しいという願いもかなえられずまた海外に社命として送られていく恩地に日本の
サラリーマン魂をみました。
#感情移入してしまうが、恩地/国見中心の執筆なのでどこまで差し引いてよいものか