水曜日, 10月 26, 2011

決算書がスラスラわかる 財務3表一体理解法




國貞克則さんの当時話題になった会計の本

PLの当期純利益とBSの利益剰余金
PLの税引前当期純利益とCSの税引前当期純利益
CSの現金の残高とBSの現金及び預金
を通して、財務3表は「つながっている」ということを丁寧に説明する良著

読者に仮想的に副業の会社を作らせて
資本金300万で会社設立
事務用品5万を現金で購入
パソコン一式を現金50万円で購入
HP作成を発注、外注費20万円を現金で支払う
創立費30万円を資産に計上する
販売商品を現金150万円で仕入れる
商品が現金300万円で売れる
500万借り入れる
商品750万円を買掛で仕入れる
売掛で1500万円を販売
買掛金750万を支払う、勘定合って銭足らず
売掛金1500万のうち1000万を回収
役員報酬50万円を支払う、うち源泉所得税2万を会社が預かる
商品の発送費用100万円を一括払い
短期借入金500万を返し、利息50万を払う
在庫100万円を認識する
減価償却費10万円と繰延資産償却6万を計上
法人税300万を計上
配当と純資産の部
などを説明する。


わかりやすくてたしかに良著であるとは思うけど、それ以上に売り方がうまかったと感じる。
これと同じようなこと書いてある書籍はたくさんあるだろうし、こう以外に説明のしようがない。
★★★★