金曜日, 5月 27, 2011
暗愚なる覇者〈上巻〉―小説・巨大生保
根が真面目なので宝くじに興味がないのと同じように保険という仕組みには加入するモチベーションがない
昔ちょいちょい読んだ高杉さんだし、業界をざっと知るにはいいかなと思い手に取る
一般的なステータスだったりなんだったりは
銀行 > 保険会社
なイメージだけど、保険会社は銀行の大株主なことが多いので立場はそうでもなかったり、という話は参考になった
内容はコミックじゃないけど内容的にはコミックみたいなもんだ
冒頭に創業一家の話が出てくるからその後にどう絡んでくるのかと思いきや全然絡みなし
伏線として作者は必要だと思ってるのかもしれないし、もし必要だとしてもこの分量は要らないw
主人公は2章から出てくる吉原
これが優秀だけど上に意見して睨まれて営業に飛ばされて、辞める辞める詐欺を繰り出しながらも成績上げて戻ってきて...
もう!こんなようなあらすじどっかで読んだことあるよ!
主人公が社長と付き合ってる職員とできちゃう!
的な話もどうでもいいな
生保って昔はこういう業界だったんですよ、という意味で本書が無意味とは思わないけど
一応のモデルである日本生命と産銀と書かれている興銀との間に本書のようなけんかがあったのは事実なのだろうか
興銀が第一生命(当時興銀第三株主)と事前に連絡なしに提携したことにより
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%BF%E3%81%9A%E3%81%BB%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%8A%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AB%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%97#.E7.94.9F.E5.91.BD.E4.BF.9D.E9.99.BA.E3.83.BB.E6.90.8D.E5.AE.B3.E4.BF.9D.E9.99.BA
、日本生命(当時第二位株主)が怒って暗愚な経営者と高杉氏が書く経営者が「興銀株を全株売却しろ!」となるが中山素平さんに調整されて1/10ぐらい売ったところで中止になる、という話
今度会う時まで覚えていたら兄姉にでも聞いてみよう
参考になるのは出てくるレストラン情報ぐらい
ざくろ 京橋店 (閉店orz...)
http://r.tabelog.com/tokyo/A1302/A130202/13013320/
赤坂 梢 (評価ないし値段もない...)
http://r.tabelog.com/tokyo/A1308/A130801/13092696/
シノワ 渋谷店
http://r.tabelog.com/tokyo/A1303/A130301/13004621/
コーヒーハウス 樹林
http://r.tabelog.com/tokyo/A1304/A130401/13023995/
こぶし
http://r.tabelog.com/tokyo/A1301/A130101/13092271/
もともとB級雑誌で連載していたものだし、たまには安B級雑誌を読むのもいいもんですよ、奥さん
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