金曜日, 2月 22, 2013

ローマ人の物語〈20〉悪名高き皇帝たち(4)



悪名高き皇帝たち(4)
クラウディウスの次なる悪名高い皇帝はネロ

ネロはローマっ子の間でも悪い方で有名な人
たぶんこれ以降は乱世になって皇帝が入り乱れ、ちょっと似た名前の人が続き、その後衰退の中でめまぐるしく皇帝が変わるので、最後のワカル皇帝だから余計に有名になっちゃってるのかも
その後にネロ並の悪帝はちょろちょろと出てくるわけだから

母親は殺すし側近も殺すし、そんなんだからローマで起きた大火事もネロが火をつけたんじゃないかと言われる始末
アウグストゥスはたしかに偉大だったけど、もうアウグストゥスの血なんて要らない><
とこの暴君は追われて最後は自死しました

ここからはもう血は関係ない能力=武力の時代になる
豊臣秀吉もそうだったし、官僚と武将を繰り返すキャリアを送っていたとしても、乱世になった時にいかに官僚側でなく大軍を率いれる立場にいるかどうかでその人が決まる
アウグストゥスのように手勢もなくあったのは「カエサルの後継者」という立場だけでいける人は凡人じゃない...