金曜日, 3月 22, 2013

ローマ人の物語〈32〉迷走する帝国〈上〉



後を振り返って
何がローマを滅ぼしたのか?
という問いかけの、有力な答えの一つが
カラカラがローマ市民権をすべての人に与えたこと:誰でもローマ市民とした「アントニヌス勅令」
「取得権の既得権化」と呼び、軍役などの義務を果たさなくなるきっかけになった
ノブレス・オブリージュも働きにくくなった
だろう

混乱の三世紀で73年の間に22人の皇帝が、という停滞期の日本みたいになってしまっている
ぼくらのローマはどこにいってしまうのか><!