この巻の主役はディオクレティアヌス
塩野さんは
最後の努力
という、ある意味あたってるけどある意味どうだろう
帝国を西方東方と分け、途中からは四分割したため軍事組織や官僚組織は肥大化し当然のようにセクショナリズムをつくり肥大化していく
◯アウグストゥスのように小さな政府
・政府の歳入に合わせてやることを決めていく
から、
◯ディオクレティアヌスの大きな政府
・政府がやることを決めてそれに必要な税金を徴収していく
と変わっていく
ディオクレティアヌスはローマを再建したかったんだろうけど、事実帝国に害を及ぼしそうなキリスト教を押しとどめたり、でもセクショナリズムを作り結局生きづらい世の中にしてしまったという意味では最後の努力でなく、最後の追い打ちかな