土曜日, 3月 21, 2009

ビジネスアスキー 2008年 12月号



注目している著者が付録に書いていたため付録を読了

基本的には同じことを言っている

・アメリカの景気低迷は主要先進国(欧州/日本)に連鎖し、資源国/BRICsなどの先進国に伝播する
・中央銀行の景気判断は半年に一度程度の頻度で開催されるためすでに情報は過去のもの
・上昇相場がくるのは最低でも2年後(2008年12月号時点、以後同様)
アメリカ経済の中長期経済予測は雇用統計/ISM製造業景況指数。日本は日銀短観。
・今は増やすだけを目指すのではなく、減らさない資産運用を

また、他の書籍にも書かれているが、
・金融工学はアテにならない
・国際投資は大きな弱点がある(アメリカが下げれば連動して下がる)
・長期投資はしてはいけない
・投資信託は買ってはいけない(買ってよいのはインデックスやETF程度)
・テクニカルは万能ではない(BNFさんのような芸術家は別)
・レバレッジ取引はおやめなさい
と説く

第3章では
アメリカ経済=世界経済と認識せよ
日本市場は外国人投資家が動かしている
アメリカの住宅価格が上昇したら"買い"
(補足)アメリカの中心である中古住宅や住宅在庫などの指標が重要
新興銘柄は買ってははいけない

日本の市場であれば外国人動向と日銀短観(よりQUICK短観)を注視