実業家、斎藤一人さんからのエール本。オススメ。
印象としては、驚く程、生きがいの創造(飯田 史彦)
もう少しポップに明るくした感じです
斎藤さんの成功の基礎は「困ったことは起こらない」
私もいつしか体得できてきています
トラブルの時でも、私は対応中に冗談を言いながらなので、慣れない人には気分を害されたことも。。
子供の学校の成績が悪い
適齢期を過ぎても結婚できない
妻が外で働きたいと言っている
夫がなかなか出世しない
彼氏/彼女にふられた
それってほんとに困る?
そんなこと起きても三度三度ご飯も食べれるし「困ったことは起こらない」と説く。
著者は言う。「勉強ができないと社会に出たらやっていけない」のではない。
大人たちが「やっていけない」ようにしているだけ。
私も子供は大学なんて行く必要がないと思っているし高校にも行く必要がないと思う。
(逆に行きたければマスターでもドクターでも行けばいいと思う)
ただ小さい頃から「人の役に立つ何かができないと社会でやっていけない」と教える。
「おまえは学校向きじゃないけれど、きっと社会に出たらすごくよくなるよ」
という育て方をすべき。それなら例えば子供は「じゃあ大工にでもなろうかな」と。
ミカンは果物、デザートであって主食ではない。ミカンに「おまえ主食になれ」と
言ったところでミカンは主食になれず「自分に欠陥があるのか」と悩むだけ。
ミカンはミカン、そのままで完璧。勉強のできる子供も、できない子供も、その
ままの姿で完璧。
男女間、夫婦間も
「この人はこのままでいい。このままの人をどうしたら好きになってあげられるか。
私はこの人に何をしてあげられるか」と考える。
そう考えるようになると、相手が変わるか、あるいは縁が切れる。
それがわかるまでは修行。
お互いにお互いを変えようとすると、血みどろの戦いが続く。
それでも人は変わらない、変えることができるのは自分自身だけ。
「困った」という波動が「困ったこと」を呼び寄せる
子どもにお金を渡すことがあっても
「あの子は困っているから、いくらかお金をあげなくては」
という思いであげたお金は受け取った人に必ず困ったことを起こす。
「あんたはいまのままでも幸せだけど、このお金で温泉にでも行っておいで」
と言ってお金を渡す
困った人が相談に来たら、一緒になって困っていてはいけない
「あなた本当にそれで困るの?そんなことないよ。大丈夫、今までも乗り越えて
きたんだから。私はあなたのことを信じているからね」と声をかけてあげる。
子供の将来を「心配だ、心配だ」とぼやく親。
心配するということは子供を信頼できないということ。
親に信じてもらえない人間が、果たして社会に出てうまくいくか
「私はあなたのことを信じてるよ、大丈夫だよ」という一言が子供を伸ばす
「私は幸せだな。住む家もあるし、食べるものもある。私は今四畳半の
生活をしているけれど、エチオピアでは食べるものがなくて困っている人が
たくさんいる。それと比べたら私はなんて幸せなんだろう」
あなたはどうしてゴキブリに生まれなかったのか。
それはあなたを産んでくれた親が人間だったから、みんなに嫌われるゴキブリ
ではなく、人間として生まれた、ただそれだけでもラッキーではないか?
節税のために時間を使って楽しい仕事ができなくなるなら節税などしない。
溜め込むばかりが能ではない。人間は、生まれてくるときは裸で生まれてきた。
死んでいくときには、肉体すら手放さなくてはならない。
バブル時代、著者は事業が成功しても土地は買わなかった。
死んだら財産はあの世へ持っていけないから。とうのが著者の答え。
土地の上には空がついている。どうしてその空まで売買できるのか。
意味が分からないものにはお金は使いたくない、というのが著者の考え。
その他にもわかりやすい例えで成功するための考え方の基盤を説く。
本というのは不思議。良著も何も同じ値段で売られていますから。