火曜日, 4月 07, 2009

社長島耕作 2



社長島耕作第2巻、舞台は北京、偶然ですが北京に向かう移動中に読みました。

前回、MBOを起こした初芝電子部品のTOBに応じる。
初芝五洋のブランド統合におよそ400億と試算、TOBに応じた場合の売却益と同じになる。

初芝電子部品社長「自信半分不安半分、失敗したら外資ファンドに解体される」
島耕作「解体はさせませんよ。その時は時価総額も下がっていますから我々が買い戻すかも」
というところで、人間交差点的なドラマ場面になる。

また、選択と集中の一環か、連結子会社のフロンティア音響の切り離しの交渉にあたる
接待を断り、
島耕作「あなたの会社は今4期連続最終赤字を出している会社ですよ。
厳しいことをいいますが、こんな無駄な経費を遣っている場合ではないでしょう」
膳所(ぜぜ)社長「島さん、あんた若いからわからん思うけど、この膳所にそんな口が
利ける人間は、故吉原会長以外おらしまへんで」
と、難しい交渉を予感させる。

その他にも八木取締役が次の巻でインサイダーを起こして問題になりそうな伏線