金曜日, 4月 10, 2009

遊ぶ奴ほどよくデキる



10代のロック少年がCDを盲目的に買うように、既読の本と類似内容とわかりつつも
大前さんの本出ると購入してしまう。さすがに保管しきれないので文庫だけ。

この手の本を読むと、もっと遊ばねば、と危機感を感じる。最近ピアノも弾けていない。

大前さんは2~3週間に一度"癒しの日"をもうけているそう。リラックスするための日。
美容院/マッサージ/靖国神社や千鳥が淵、江戸川の河川敷を散策したり。

家について
最近10年間で東京都内に勤務するサラリーマンが購入した住宅の平均価格は5,000万円。
それに3,500万のローンを35年で組んでいる。これだけの投資だが通勤は1時間、自然
あふれる環境でも特別広くもない。中途半端。
そうであれば、4,000万で勤務先に近いマンションを買い、1,000万でセカンドハウスを
手に入れ、オフをそこで過ごしたらどうか。定期借地権もオススメ。

また、以下を薦める
・家族で日帰りグルメ旅行
・週末のオフは金曜日の夜から
・体力を要するレジャーは土曜、日曜は身体を休めつつ夜から仕事モードに

歴史小説は好きでよく読むが、敗者の歴史を読むべしと説く
織田/豊臣/徳川や坂本龍馬/勝海舟/吉田松陰を読んでも、「昔の日本人はすごかった」
「同じ日本人として自分も頑張ろう」程度で終わってしまう。
小栗忠順、河合継之助など、時代の敗者や非主流の物語を読むべし。

哲学書/自然科学書を読むべし
ソクラテス、プラトンをはじめとする西洋哲学
ファラデーやダーウィンをはじめとする自然科学書の古典
雑誌は乱読、グルメ系と旅行系

一人の時間を生産的に過ごす
・一人になる時間をスケジュールに組み込み習慣化する
・リフレッシュのための空間と思考のための空間を使い分ける

多忙を理由に親孝行しないと死んでからいつまでも後悔する
マイレージをためて親を旅行に連れて行ってあげよう

仕事の利害関係がない人とパブで飲み交遊を広げよう

レストランのリストを充実させる
知人友人にお勧めの店を聞きまくる
お店の人に「このあたりの美味しい店」を聞く
店は価格別に情報整理すべし
まずはランチで味を確認
隠れ家を二軒確保せよ

ホステスは情報の宝
若い日本人であれば、流行の半歩先をいっているので何がいるかマーケティングする
外国人ホステスと話すことにより、その国の勉強ができる
特に東欧は教育レベルも高い女性が多く、いい情報源になる

子供の教育は妻に任せないこと
夫婦間で話し合って教育に関するコンセンサスをもっておくこと
夫が「伸び伸び育てたい」、妻が「小さい頃から勉強/受験重視」では子供は混乱する
子育て以外にも家計や生活設計に関することをよく話しておく

例えば毎週木曜の夜を家庭の定期点検日にする、金曜日は読書など
・自分の目的に沿った主体的な時間の使い方ができる
・曜日ごとに異なる予定が入るので、1週間にメリハリが生まれる
・予定があれば、会社を出るべき理由と時間が明確になり、仕事が早く終わる
・酒に誘われた時、付き合うかどうか判断が明確になる
・週末の時間を本格的な趣味や家族との行楽に使うことで、本当のリフレッシュができる
と、パターン化することによるメリットがある

子供部屋など要らないので父親の書斎をつくろう
子供部屋があるから子供とコミュニケーションがとれなくなる、子供が偉いと勘違いする
・自分の居場所ができて、精神的にリラックスできる
・ビジネス能力を高めるための勉強を落ち着いてできる
・勉強している姿を子供に見せられる
というメリットがある

テレビを見ながらの食事が家庭を崩壊させる、テレビなぞ要らん

子供への説教は対面で、悩みは散歩中に聞こう

子供へ小遣いは年齢に応じて、とせずに労働の対価とせよ